3歳児が勉強するメリットは?

3歳児のタブレット学習

3歳児が勉強するメリットには何があるのでしょうか?
3歳児となると勉強を始めている子が多くなる頃ですが、その期待できるメリットや効果についてお伝えします。

3歳児の勉強の意味は?何をする?

図鑑を見る女の子

未就学児の子どもたちが勉強をすることは、珍しいことではありません。
3歳になると、言葉の習得も進み、知的好奇心がぐんと広がる時期です。

脳の神経細胞同士をつなぐシナプスの形成は、3歳頃には大人の約2倍ものシナプスが形成されるとも言われていて、脳が急速に発達する時期です。
3歳児の脳は、適切な刺激を受けると集中的に神経回路が構築されて脳の発達が促されます。いわゆる脳が柔軟な状態なので、興味を持った物事から様々なことをどんどん吸収できる時期です。

教えるだけ吸収する力のある3歳児、遊ぶだけでなく、将来を見越して何か勉強や学習をさせたいと思うママやパパは大勢いらっしゃいます。

その手段としては、ドリルやプリント、タブレットなどの学習教材を使った家庭学習や幼児教室、学習塾などの直接、“べんきょう”に結び付くものから、絵本や知育玩具、遊びの経験などで学習の基礎を身につける方法などがあります。

3歳児の“べんきょう”としては、数字や文字などの基本的な勉強に取り組んでみるのがおすすめです。
10まで数える練習や簡単なひらがなを覚える練習あたりが3歳児の一般的な勉強レベルですが、それ以上の学習レベルの子も多く見られます。

この時期の子どもの勉強は、まずは興味を持ってもらうことが大切です。
2~3歳の子どもは、「これ何?」「どうして?」といった質問を連発する時期です。子どもの中には、好奇心の芽が育ってっているのです。

この好奇心の芽を上手く育てていくことができれば、“べんきょう”の内容であっても子どもは遊びの一環として楽しく進んで学んでいくことができます

3歳児の勉強の意味について、Twitter投稿をご紹介いたします。

3歳児、みんなどんな勉強をしている?

では、実際いまの3歳児の子たちは、どのように勉強をしているのでしょうか?
こちらもTwitter投稿から見ていきましょう。

ひらがなや数字、アルファベットなどのべんきょうをしている子が多いようですね。

3歳児の勉強のメリットと注意点

3歳児に勉強をさせることでのメリットとしては、成長の著しい子どもの脳に刺激を与えることができることでしょう。また、集中力や記憶力、思考力なども鍛えていけることが期待できます。

“べんきょう”に取り組むことで、「できた!」という達成感や、ひとつのことを「やりぬく力」といった成功体験を積んでいくこともできます。

といっても、成功体験をさせるためには、子どもが夢中になって取り組める課題に挑戦する環境を整えてあげる必要があります。子どもが夢中になって楽しめるものだからこそ、<失敗しても何度でも挑戦する〉→<課題を達成する>というサイクルができるのです。

 

また、小学校入学前に机の前に座る学習の習慣を身につけさせることができれば、入学してから席について先生の話を聞いたり、家で宿題をするのもスムーズにできることでしょう。

けれども、机の前に座って集中するという経験は子どもにとってはストレスになりかねません。ここで、机の前に座るのはキライと思われると勉強や授業もキライになってしまうかもしれません。

子どもが楽しめること、興味や関心のあるものから始めるようにしましょう

親子でべんきょう

それと、数字やひらがなはもちろん、簡単な計算くらいまで、小学校で習う内容を先取りして教えておけば、親子ともに余裕を持って小学校生活を送れるようになるでしょう。

といっても、ひらがな・カタカナの読み書き、算数は小学校で学ぶので、入学前にきちんと身についていなくとも問題ありません。

幼児期には、読み書きや数字への興味・関心が育っていることの方が大切です
自分の名前をひらがなで読めたり書けたりする、ふだんの生活の中で数字に触れて数や量の感覚を学んだり、時計の読み方をある程度できるといったことを親子で楽しみながら学んでおくと良いでしょう。

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