幼稚園年代の通信教育で料金が「 安い」のは、どこ?【2022年版】

幼稚園年代の通信教育で料金が「 安い」のは、どこ?

幼稚園年代の子に通信教育をしてあげたいと思った時に、まずは「料金の安いところでやらせてみよう!」と思われる方も多いことでしょう。

毎月出ていくお金なので、なるべく安く、さらにしっかりした教材を選びたい…そんな望みに応える教材はちゃんとあります!

子どもに楽しく学習習慣をつけることのできる、幼稚園年代の通信教育教材の安いものをご紹介いたします。

幼児向け通信教育の料金比較

各通信教育の料金比較表

毎月自宅に届く通信教材は、幼児教室や塾と違って通うための費用や手間もかからないので、自分の都合に合わせた時間や場所でに取り組めるのも魅力なことです。

また、何といっても通学型の費用が抑えられるのもありがたいところです。といっても、かなり安くできるとはいえ、毎月支払わなければならない料金は気になりますよね?

幼児向けの通信教育教材も多くの種類があります。年少~年長の幼児向け通信教育の「料金比較表」を作成しましたので、比べてみてください。

教材名 年少 年中 年長 教材内容
こどもちゃれんじ 2,379円 2,980円 2,980円
(タブレットコースは3,680円)
知育玩具(エデュトイ)、絵本、プリント+デジタル教材(3歳以上向け)、年長さんはタブレットコースもあり
がんばる舎すてっぷ 950円 950円 950円 プリント
幼児ポピー 980円 1,100円 1,100円 プリント、絵本、デジタル教材
Z会幼児コース 2,200円 2,640円 2,860円 ワーク、添削、デジタル教材
モコモコゼミ幼児コース 2,662円 2,662円 2,662円 ワーク
スマイルゼミ 3,960 3,960円 タブレット学習(専用タブレット代初回のみ10,978円、タブレット保険料3,960円/年)
ワンダーボックス 4,200円 4,200円 アプリ(デジタル)とキット(ワークなどのアナログ)の2種類のハイブリット

※教材の料金は、すべて毎月支払いの場合の税込み価格で掲載しています。教材によっては、まとめてお支払いをすると割引があり、かなりお得に受講できます。

 

幼児向け通信教育安い順ランキング

通信教育を選ぶ時には、子どもが前向きに取り組んでくれる内容や問題のレベルが合っていることも重要なポイントですが、“続けられること”も重要です。

その条件となるのが、家計に負担にならない料金です。単純に毎月支払いの場合での料金比較では以下のようになります。

安い順 教材名 特徴
1位  がんばる舎すてっぷ シンプルな白黒のプリント学習、問題内容が多岐にわたり、良問が多い。先取り学習ができる、小学校受験にも◎
2位 幼児ポピー 子どもの喜ぶかわいいワークで国語、算数、生活、知恵などたくさんの教科が学べる。
3位 Z会幼児コース  勉強だけでなく体験学習も重視、問題の質が高く。思考力・創意工夫力が身に付く、小学校以降に「あと伸び」させる仕組みが盛り沢山。
4位 こどもちゃれんじ エデュトイ(知育玩具)に、映像教材、絵本、ワークと幅広い教材で楽しく知育ができる。オプション講座も豊富。年中、年長ではワークの多い「思考力特化コース」を選ぶことができる。
5位 モコモコゼミ幼児コース 小学受験対策さらに将来の中学受験にもつながっていく学習ができる。らせん式の学習形式をとっていて年長コースではハイレベルな問題に取り組むことができる。
6位 スマイルゼミ 国語・算数・英語・理科・生活・知恵をタブレット1台で完結、音声読み上げ、自動丸付け、問題解説もあるため一人でも学べる。無学年学習で先取りも可能。
7位 ワンダーボックス 文字や数などの教科学習がないため、学校の勉強には直接つながらないが、思考力、創造力、論理的思考を伸ばす  STEAM教育を受けられる。

多くの教材でまとめての支払い値引きは設定されています。また「スマイルゼミのような兄弟割引の設定がある場合もあります(スマイルゼミは、月額料金のほかに、タブレット代金やタブレットの保険料も必要)。

トータル費用について、気になる教材をいま一度、確認をしてみてください。上の教材名から、それぞれの会社の公式HPへのリンクを貼っておきますのでご活用ください。

 

また単純に、料金だけを比較するとランキングの通りですが、教材のほかに知育玩具や絵本、英語学習の教材も購入したいとなるとまた別途費用が必要となります。教材のボリュームによっては、さらに別途ワークを購入する必要もあるかもしれません。

たとえば、「こどもちゃれんじ」は料金は最安ではありませんが絵本や知育玩具、ワーク、映像教材もあるのでトータル的にはかなりコスパのいい教材です。また、「ポピー」はワークの充実だけでなく、「こころ」「あたま」「からだ」を司る脳を総合的に鍛え、「考える力」や「生きる力」を育てる内容となっています。
「スマイルゼミ」は、英語学習やプログラミングの基礎も学ぶことができます。

教材内容も含めて、我が家にとってのコスパのいい教材をお選びいただきたいと思います。

幼児期の通信学習教材の考え方

幼児期は、勉強することがイヤという先入観の無い時期です。親と一緒に学ぶこと自体が楽しい時期ですので、一緒に「学ぶことの楽しさ」をまずは体験させてあげましょう。

「幼児期の教育投資は最も効率が良い」と言われています。

「学ぶって楽しい」「自分でできるって楽しい」という“お勉強の動機づけ”をしてあげて、学ぶことの楽しさを知り、毎日の“お勉強の習慣づけ”をしてあげましょう。

 

教材内容としては、プリントを主体とした教材は安く、タブレットなどで学ぶデジタル教材は高い料金となっています。

タブレット教材は、動画や楽しい仕掛けなどがあり、紙の教材よりも子どもがハマりやすい傾向がありますが、目の健康なども気になります。

まずは、プリントなどの教材などから取り組みを始めて親がそばにいて一緒に行うことで、学習習慣を身につけていきましょう。

学習習慣づけができてきて、タブレット操作ができるようになったら、一人でも学べるタブレット学習を検討してみても良いと思います。

教材の顧客満足度も参考に

教材の評価については、SNS上の実際に使った方の口コミや評価などのほかにも、通信教育教材の顧客満足度を毎年調査、発表をしているイード・アワードも参考になります。

イードアワード2021
画像:イード

2021年度の・幼児通信教育のイード・アワードについては、下記の表のような結果となっています。

最優秀賞 Z会の通信教育 幼児コース
部門賞:
効果のある通信教育
Z会の通信教育 幼児コース
部門賞:
子供が好きな通信教育
こどもちゃれんじ
部門賞:
教材が良い通信教育
Z会の通信教育 幼児コース
部門賞:
継続しやすい通信教育
こどもちゃれんじ
部門賞:
学費の満足度が高い通信教育
幼児ポピー「ポピっこ」
部門賞:
受験・進学情報の充実している
通信教育
Z会の通信教育 幼児コース
部門賞:
ブランド信頼性の高い通信教育
Z会の通信教育 幼児コース

また、この調査とは別のイード・アワード2021「子ども英語教材」の部門では、「スマイルゼミ」が優秀賞と部門賞の「継続しやすい英語教材」「効果がある英語教材」に選出されています。

 

通信教育を始めていって、「もっと難しい問題の方がいいのでは?」とか、「あまり興味を示してくれないのでもっと食いつきのいい教材はないの?」「英語も学ばせたい」といった時などに部門賞の評価も一つの参考としてみると良いと思います。

お手頃価格ながら質も高いと評判の“幼児ポピー”

幼児通信教育 一人で学ぶ

幼稚園年代の通信教育で、「 安い」けれども質がいいとコスパの良さで評判なのが“幼児ポピーです。

幼児ポピー 毎月会費(税込)

ももちゃん 2~3歳児 980
きいどり 年少(3~4歳) 980
あかどり 年中(4~5歳) 1,100
あおどり 年長(5~6歳) 1,100

幼児向け家庭学習教材、“幼児ポピー”の発行・編集は、小中学生の参考書やドリルをつくっている新学社が行っています。

長年の家庭学習教材づくりのノウハウ、さらには脳の専門家・篠原菊紀先生の監修・指導を受け、子どもの成長段階にあわせて「バランスよく脳を鍛える」教材を作成しています。

余計な付録がなく、シンプルではありますが、毎月届く知育絵本教材はフルカラーでイラストいっぱいです。

ワーク中心の教材で、シール貼りや間違い探しなどお子さんが好きな遊びの中で もじ・かず・ことば を学べます。

『あおどり』『あかどり』『きいどり』には、スマートフォンやパソコンで利用できるデジタル教材が付きます。デジタル教材ならではの動きや音声、インタラクティブ(双方向)性で、幼児ポピー本誌をサポートとした様々なコンテンツがあります。(頭を鍛える遊びのゲーム、運動遊び、お話の読み聞かせなど)

 

ポピーは「頭でっかちな子」にならないよう、「こころ・あたま・からだ」をバランスよく育てるよう作られているため、「からだ」を育てる運動プログラムもあります。親子で一緒に取り組んで行う運動遊びが1年に全6回あります。

幼児ポピーは、幼児運動の専門家・栁澤秋孝先生の監修・指導も受けています。

体を動かすことで、脳の運動野が活性化すると、前頭葉全体の血流量が増し、結果として判断力・抑制力が備わり、感情をうまくコントロールすることができるようになる

監修:松本短期大学名誉教授 栁澤秋考先生

 

お子さんに「勉強って楽しい」という気持ちにさせることに長けている幼児ポピーは、「お勉強」の習慣をつけるのにぴったりです。

難易度も高すぎず低すぎずで、子ども一人でも前向きに取り組めるワークをこなすことで、小学校入学準備に必要な学習・生活習慣が身についていきます。

また、今注目されている「プログラミング」と「英語」に関しても、年中「あかどり」・年長「あおどり」を対象にデジタル教材の配信を行っています。

毎月の教材の他、年4回の季節新聞や特別教材、また保護者向け情報誌などもあります。

お子さんの学びや発達に不安や悩みを持つご両親にとって嬉しいのは、幼児ポピーには、無料の教育相談サービスがあることです。子育てにまつわる相談に対して教育対話主事の先生から親身になった返事がもらえるというサービスです。

幼児ポピーは、初めての通信教育で「安く始めたい」とはいえ、質のいい内容、カリキュラムのところがいいというご家庭におすすめです。

▶▶▶幼児ポピー

幼児ポピー

「幼児ポピー」は、教材の一部を抜粋した無料のお試しをしてみることができます。(郵便でポストにお試し教材が投函されます。)
どんなものかまずは、お試しをして検討してみてはいかがでしょうか?


英語にもっと取り組みたい方には、幼児から小学校低学年までが対象の「ポピーキッズイングリッシュ」もあります。月会費は1,680円で、初回に音声ペン(ポピペン)の代金3,300円がかかります。

他の英語教材とくらべて、お安い月会費です。

絵や文字をタッチすると英語の単語や表現が聞けるポピペンで、子ども一人でも楽しく英語を学んでいくことができます。


▶▶▶ポピーキッズイングリッシュ

シンプルで最安の通信教育 “がんばる舎すてっぷ

1日1枚20分のシンプル勉強法として、冊子形式の教材問題集で学習するのががんばる舎すてっぷです。

毎月のお支払いは、税込み950円。

1か月に1回届く教材でA4サイズの白黒のシンプルなプリントのみです。付録やシール、おまけといったものは、ありません。

すてっぷ
画像:がんばる舎

親子で一緒に学習時間を決めて、まずはお子さんに問題を解いてもらい、解答プリントを参考に親子で答え合わせをするというように進め方をしていきます。

親がある程度、一緒にやれるご家庭に向いています。がんばる舎のHPには「1回あたりの学習量は4~5ページ、週1回が基本」とありますので、週末などにお時間を取ってあげるとちょうどいい分量かもしれません。

 

がんばる舎 すてっぷは、他の通信教育と比べて、コースがとても多い!ところが魅力です

すてっぷは「言葉」「数・量」「図形」「記憶」「知識」「作業」の6分野をバランスよく反復して学んでいきます。


すてっぷ1 (2歳程度)、すてっぷ2 (3歳程度)、すてっぷ3 (4歳程度)、すてっぷ4 (5歳程度)、すてっぷ5 (6歳程度)、すてっぷ6 (小学1年生内容)まであります。

小学生での内容まで学べる通信教育は、あまり多くありません。

 

お子さんに合わせたコースからスタートしていき、コース変更はいつでも可能です。

お子さんによっては先取りして小学校内容まで学習できるのが、がんばる舎・すてっぷのおすすめポイントです。

また、がんばる舎・幼児すてっぷには「まとめ出し」システム(12ヶ月分の一括購入で税込み10,450円)もあります。

一度にまとめて教材が届くので、どんどん先に進めていくことができます。


がんばる舎 すてっぷは、「うちの子のレベルに合った内容を学習させたい!」「先取りで学ばせたい!」とお考えのご家庭におすすめです。

また、ワークのみで値段が安いことから、他の教材と組み合わせて使っているご家庭も多くいらっしゃいます。

がんばる舎は、初月0円で受講可能のキャンペーンを行っています。この機会に受講してみてはいかがでしょうか?

がんばる舎すてっぷ

 

ただ、がんばる舎のデメリットとしては、カラフルな色使いやかわいいキャラクターがないことです。

プリントのみの白黒で学習のしやすさを強く意識されたシンプルな作りであるため、子どもを引き付ける要素が乏しいので、お子さんによってはまるっきりやる気が出ないという子もいるようです。

ある程度、ワークに慣れてきてからの方が向いている教材と言えると思います。

 

幼児向けの安い教材について比較し、まとめておりますのでご覧ください!

 

その他の教材の紹介に関する記事はこちらから▼

 

ご家庭で通信教育を行う際には以下の記事を参考になさってください。

関連記事

TOP