赤ちゃん教育を始めたい初心者ママパパは、何をしたらいいかお悩みのことでしょう。
こちらでは、赤ちゃん教育初心者に向けて月齢別のおすすめの教育をお伝えいたします。
一生のうちで一番成長する時期の赤ちゃんの発達を応援してあげましょう。
1歳までの赤ちゃんって、どういう時期?
生まれたばかりの赤ちゃんから、歩きはじめる子供も出てくる1歳児までの時期。
人生で最も大きく成長をする1年間です。
泣いてばかり、寝てばかりの赤ちゃんと思っていても、実は外部の刺激をたくさん受けています。
子供の持つ力を伸ばしてあげるには、時期に合った刺激をすることで効果的に発達していくことができます。
赤ちゃんの聴覚・触覚は、胎児の時から発達をしていると言われています。
たとえば、聴覚でいえば、赤ちゃんは生まれた直後からママの声を分かっています。
新生児の頃に声をかけても反応していなくとも、それは反応するだけの運動機能がまだ発達していないから。
3ケ月頃には、ママの声がする方向に顔を向けるといった反応するようになり、言葉を理解し始めるようになる8~9ケ月頃には自分の名前を呼ばれると振り向くようになります。
赤ちゃんのうちは、触覚がとても敏感です。「熱い、冷たい、かたい、やわらかい、痛い、かゆい」といった触覚は身を守るためには欠かせないものです。
視覚が十分でない赤ちゃんは、手や口の触覚を通じて環境を認識をしています。
赤ちゃんの五感へ働きかける刺激を与えることで、赤ちゃんの脳はどんどん成長をしていきます。
赤ちゃんが今できること、できないことを知った上で、赤ちゃんが気持ちよく過ごせるようないい刺激を与えてあげましょう。
成長を促す月齢別の刺激
赤ちゃんの五感の成長にそった適切な刺激を継続的に与えて、様々の能力を獲得することを助けてあげましょう。
赤ちゃんの成長はマチマチなので、月齢は目安として参考にして下さいね。
新生児期から3〜4ヵ月の赤ちゃん
一日の大半をねんねして過ごしますが、視覚や聴覚はぐんと発達する時期です。
3ケ月頃で視力は、0.05から0.1位となり、立体感や遠近感も備わってきます。赤や青などの鮮やかな色や白黒でコントラストのはっきりした色を見せながら、しっかりと反応するか確かめてみましょう。
声を認識できるようになるのが、生後2ヶ月位です。3ケ月頃になると、ママの声がする方向に顔を向けるなどして反応するようになります。
手指の発達も始まり、3か月頃になると自分の手を見てなめる「ハンドリーガード」が始まります。
この時期の赤ちゃんには、スキンシップや語り掛け、絵本の読み聞かせが楽しく、心地よいと思う刺激です。童謡や子守唄を聞かせてあげるのもいいですね。
首が座ってきたら、体を使ったスキンシップや優しくマッサージをしてあげましょう。
ねんねの姿勢で過ごす赤ちゃんには、握りやすいガラガラ、しかけがあるベビージム、プレイマット、視線の先で動くモビールのおもちゃがおすすめです。
4~6か月
体の機能がかなり整ってくるようになり、寝返りのできるようになる時期です。
興味のあるものに手を伸ばして取ろうとする時期なので、動きが楽しめるようなおもちゃや握って振れるものを与えてあげましょう。
「あ~う~」といった喃語が話せるようになった赤ちゃんには、赤ちゃんが言ったことをそのまま繰り返してあげたり、「気持ちいいね」「楽しいね」といった感情を言葉で伝えるなど積極的に話しかけをしてあげて下さい。
この時期も、「絵本の読み聞かせ」はコミュニケーションを取るのに役立ちます。まだ絵本の内容は理解できませんが、擬音が沢山出てくるようなリズム感のある短い文章のものを選びましょう。
体を使ったベビーマッサージやベビーサインもおすすめです。
7~11か月
「おすわり」や「はいはい」のできる時期の赤ちゃんは、好奇心がいっぱいです。
「これは何?」と思うことは脳への沢山の刺激となります。座って、手指を使った遊びができるようになるので、様々なししかけを楽しめるようになります。
この時期には、布製のしかけ絵本やティッシュペーパーを箱から引っ張り出す遊びをさせてあげましょう。ただし、ティッシュを口に入れてしまわないように気をつけてあげて下さいね。
はいはいで移動できるようになったら、転がしたり倒したりして全身で遊べるようなおもちゃが楽しくなる頃です。全身で遊ぶなら、ジャングルジムもおすすめです。
また、大人の言葉を理解しだす頃なので、沢山の言葉をかけてあげて下さいね。
この時期も「絵本の読み聞かせ」はおすすめです。
おすわりの頃なら、赤ちゃんの笑顔を見れる 松谷みよ子さんの「いないいないばあ」
はいはいの頃なら、エリックカールの「はらぺこはらぺこ」がおすすめです。