3歳児に勉強をと思った時に教え方のおすすめな方法をお伝えいたします。
3歳児への教え方のおすすめは、机にこだわらず勉強すること、お子さんを認めることです。
具体的な教え方をご紹介していきます。
3歳児に勉強させたいこと
3歳児に勉強をさせたい内容としては、文字や数字などの基本的な勉強に取り組んでみるのがおすすめです!
ひらがなは、「読み」から始めて「読み」ができるようになったら「書き」へと進んでいくようにしましょう。
数字は、1~10までの数を数えられるようにすることから始めて、「数」の概念を理解するところまで進んでいくようにしましょう。3歳は5までの集合数がわかるようになれば良いでしょう。
机にこだわらずに勉強することから
「お勉強は机でするもの」という思わずに、色々な機会を活かして遊びながら勉強を始めてみましょう。
3歳児は、遊び盛りの時期です。じっと座って勉強させるのは苦労してしまいます。
「机に向かう習慣をつけていきたい」と思うかもしれませんが、まずは子どものやる気や興味を持ったものを勉強につなげることから。
3歳で学んでいきたい「読み書き」ですが「読み書き」の勉強は興味を持った時に始めることが大切です。子どもが自ら興味を持ったものを活かした勉強は、身につくのが早いものです!
絵本の読み聞かせやお買い物、お出かけの時など勉強につなげていきましょう。
絵本を読む時に、ものの名前を教えてあげるとか、ものの数を言うとか。ひらがなや数に興味を持たせることが大切なので身近にあるものを教えていきましょう。
「もっと勉強したい!」という意欲があるようなら、子どもが好きな食べ物や動物の名前をひらがなで紙に書いて見せてあげるといったこともしていくと良いでしょう。
最初は、文字数の少ないものから始めて、少しずつ読めるようになったらほめてあげて下さい。
ひらがなを読めることって楽しいなぁって思わせることができるようにすることが大切です。
文字を教える時なら、教えたいことばの絵や写真の載ったカードなども使うことで、単語だけでなく、その意味やイメージを一緒に学ぶことができます。
また、おやつを食べる時やスーパーでの買い物などで「ドーナツが2つ、ヨーグルトが1個」などど数えたり、値札を見ながら「このパンは180円だね~」などど買い物をしていくと桁数の多い数字も意外とすんなりと覚えていきます。
机に向かう習慣をつけさせたいのならば、子どもが飽きずに楽しく取り組めるような「めいろ」や「塗り絵」、「パズル」、「工作」などの教材に楽しく取り組ませながら勉強する習慣を身につけるといいですね。
机に座ることができるようになったら、市販のプリントやドリル、通信教材なども使っていくことで効率よく勉強をすることができます。
親の接し方
お子さんに楽しく学んでもらおうといざ始めてみたものの、イヤイヤ期である子どもにイライラしてしまう…というのはよくあるママパパのお悩みです。
あらかじめ、子どもにどのように接するかの心構えを持っておくようにしましょう。
無理強いしない
その日の気分によって子どもは、「やりたい」「やりたくない」の気持ちがコロコロ変わります。やりたくないとき、機嫌が悪いときにお勉強させると、勉強嫌いにつながることにもなります。
また、子どもの集中力は、幼児であれば、年齢+1分程度と言われているので、3歳なら4分程度です。興味関心がほかに向いてしまうのも無理はありません。
幼児の勉強時間は、一日15分程度と言われています。机に向かっての勉強は毎日決まった時間に行うことで習慣化しやすいのですがその時間にこだわらずに、1日2~3分でもOKとしましょう。
子どもの興味が盛り上がったタイミングと、集中力が切れるタイミングを観察して、子どもの集中が途切れたら休けいしたり、ほかのことをするなどをするようにしましょう。
子どもが疲れてきたら早めに終わることで、「もっとやりたい」という次の取り組みを楽しみになる気持ちになりやすくなります。
できなくても怒らない
幼児期の勉強において大切なのは、勉強の楽しさを感じてもらうことです。3歳児は1度怒られると、何もかもがイヤ!になって癇癪(かんしゃく)を起してしまうこともあります。
「できなくて当たり前」を常に忘れずに、「できたこと」に目を向けてあげましょう。
ママパパがイライラしていていたら、子どもは勉強は楽しいとは思えなくなります。小さなことでもできたことをほめてあげて、もしできなくてもイライラして怒ってしまうことは避けましょう。
たくさん褒める!
ママ・パパにほめられることで、子どもは自信が深まり、意欲が増していきます。
また、自己肯定感が高まることで、これから先もいろいろなことにチャレンジできるようになることでしょう。
とにかく、お子さんの頑張りを認めて励ましてあげることが大切です。上手くいっている時だけでなく、失敗した時や思ったようにできずにいる時もがんばったことをほめてください。
一生懸命やっている姿勢をほめられることで、ママパパは「ちゃんと自分を見てくれている」と親への信頼感も増していきます。