1歳児への教育として、通信教育をおすすめします。大きいメリットはマイペースでできることです。
家庭での1歳児への教育として、通信教育を行うメリットはほかにも色々あります。
こちらでは、1歳の子どもに通信教育をするメリットをご紹介いたします。
1歳児の幼児教育
幼児教育を始める時期
従来、就学前の子どもに対して「幼児教育」を始める時期は、3歳位からが多かったのですが、もっと早い段階から始めるご家庭も増えています。
2020年の『ママスタまなび』による0歳~小学6年生までの「お子さんの習い事」に関する実態調査によると、習い事を最初に始めた時期は、3〜4才ごろが最も多いとなっていて、習っている習い事をランキングについては、未就学児の上位は「スイミング」「幼児向け通信教育」「英語・英会話」の順でした。
画像:ママスタまなび
というのも、脳が急速に成長するのは3歳頃までと脳科学の研究でわかってきたからです。人間の脳は3歳までに約80%、6歳までに約90%が完成するというデータが有名で、そうしたことから脳の機能を高めていわゆる「地頭が良い」子どもに育てたいと願うママ、パパが幼児教育を早めに始めるようになってきたのです。
といっても、幼児教育は学力を向上することを目的としたものではありません。学習の土台を築くことを意識して、年齢に合ったカリキュラムで進めていくことが重要です。
1歳児の幼児教育は何をする?
1歳児への幼児教育は、ママ、パパとの遊びを通じて「見る」「聞く」「触る」の感覚を育てることを意識することがポイントとなります。また、読み聞かせをすることも効果的です。
1歳児が幼児教育を行う場合は、主に幼児教室に通うか、教材を使って家庭で取り組むといったパターンとなります。
教材を使う場合も、CD・DVD・絵本・フラッシュカード、知育玩具、ワークなどの多種多様な市販の教材から選ぶこともできますし、長期的なカリキュラムに沿った通信教育から学ぶこともできます。
こちらでは、通信教育を選んだ場合のメリットについて考えていきたいと思います。
通信教育のメリット
マイペースで取り組める
家庭で通信教育教材を使うメリットの最も大きいメリットは、「自由度」が高いことです。
1歳児はまだ生活リズムや体調も安定していないので、決まった時間に教室に通うのは大変です。時間や場所の制約がなく取り組めるのは魅力的です。
経済的な料金
なかには、高額な通信教材も存在しますが、教室での習いごとよりはずっとリーズナブルな料金の場合が多いです。送り迎えもしなくていいので、交通費もかからずに済みます。
長期的なカリキュラムに基づいた適切な教材
長期的なカリキュラムに基づいて、子どもの月齢や発達に応じた教材を幼児教育のプロが選んでくれています。自分で用意するとなると、何にしたら良いか悩んでしまいますが、発達に応じた難易度で進めていくことができます。
通信教育でも一括で届くタイプと毎月届くタイプがあります。一括で届くタイプは、子どもがやりたい!という時はたくさんやれるというメリットがありますがペース配分が難しい面もありますので、初めて幼児教育を始めるご家庭の場合は毎月届くタイプの方がその月ごとのペースで行う方が進めやすいと思います。
親子のコミュニケーションがとれる
一緒に教材に取り組むことで、親子のコミュニケーションをたくさんとることができます。
1歳児向けは、子どもだけでできる学習教材というよりも、親が働きかけてあげる必要があります。一緒に楽しく遊んであげられるような教材で、親子の愛着関係を築いていくことで、子どもは安心感や信頼感を得て、認知力や豊かな感情を育んでいきます。
保護者へのサポートがある
最近の通信教育教材には、知育だけではなく、育児全般のサポートも兼ねているものも増えています。
保護者への子育てや教材の活かし方のアドバイスなどが教材とともに冊子として届いたり、電話やメールなどのオンラインで相談が可能な教材もあります。
『べびーくもん』のように、あらかじめ月一回の先生との面談がセットになっている形式のものもあります。
多様な勉強ができる
1歳児向けの通信教育には、いろいろな教材があります。言葉を身につける、数を学ぶ、生活習慣を学ぶ、英語を学ぶ、右脳を鍛える、手先を器用にする、お受験の備えたいなど~目的に合った教材を選ぶことができます。
1歳児は、個性が出始める頃なので、子どもをよく観察をして今の子どもに合った教材は何かを探していくようにするといいでしょう。
もっとも大切なポイントは、「子どもが楽しんで取り組んでいるかどうか」です。
1歳頃から教育を始めると、やらされている感じが強くなりがちで、勉強をしなければならないものと思うようになり、自ら学ぶ楽しさを知らずに育つ可能性があります。
親子どちらも、無理なく楽しく続けやすい通信教育教材を選んで1歳児の成長を応援してあげましょう。