2歳児におすすめの「数字おもちゃ」

数字のおもちゃで遊ぶ女の子

2歳児には、「数字のおもちゃ」で数に触れながら考える力を養ってあげましょう。
2歳は数字に興味を持つ時期、数字のおもちゃ遊びで数に慣れ親しむ環境を作ってあげましょう。
2歳児におすすめの数字おもちゃをご紹介いたします。

数字の知育いつから始める?

2歳児は、1歳の頃と比べるとできることが増え、言語や理解力が発達してくるので、数字に興味を示したり、数を数えようとする場面が出てきますよね。

2歳前後には、数字の暗唱ができる子が多くなります。

個人差はありますが、子どもが平均的に数字を覚え、量がいくつあるのかが認識できる年齢は、3歳で「3」まで、5歳位で「10」前後と言われています。

数を数えられる力と、物の数を数えることができる力(数の概念を理解している力)は全く別物です。

2歳児は、数を覚えさせることは重要ではなく、自然と数字に興味を持ち、数字に慣れるように遊び感覚で覚えるような機会を知育玩具などで作って一緒に遊んであげることが大切です。

英語を身につけさせたいと英語をシャワーのように浴びさせるということはよくお聞きになると思いますが、同様に算数的な体験遊びが多いほど算数や数学が将来、感覚で分かるようになります。

数に強い子にさせたいのならば、身の回りにも数字を知る機会は沢山あるので、数に関する声掛けをドンドンしてあげるようにしてください。

数・数字のおもちゃによる教育効果

私たちの生活の色々なところで「数字」に触れる機会はあります。

幼少時から、数字に触れる機会を作って、数への苦手意識をなくしたい、数字や数学を好きになって欲しいという方も多くいらっしゃると思います。

数字のおもちゃには、遊んでいるうちに、数字に対して親しみを持て、仲良くなれというメリットがあります。

まだ、数に対して苦手意識もなく、子どもにとってはただおもちゃの一つです。

 

遊んでいるうちに、意味が分からなくとも「色々な形があるな」「数を表したものなんだ」「大きい、小さいがある」といったことに気がついていきます。

 

数のおもちゃには、「考える」力を同時に育む効果がありますそうして数を使いこなすことで、物事をロジカルに考える力へと育っていきます。

1歳頃からおもちゃに自分で触ったり、興味を持ち始めますので、積極的に数や数字のおもちゃにで遊ばせてあげることをおすすめします。

また、身の回りにある数を数える機会を逃さずに、数を意識したコミュニケーションで「数遊び」をすることもおすすめです。数に触れる機会がある時には、声に出して触れるようにしましょう。

 

数字・数のセンスを高めるおもちゃをご紹介します!

2歳児が楽しく学べる数字おもちゃとして人気のものをご紹介いたします。

2歳〜3歳は、「数・数字・形」が少しずつ理解できるようになってきます。楽しく数や数を意識できるような環境を用意してあげましょう。

お風呂数字おもちゃ

お風呂で親子で遊べるパネルタイプの数字のおもちゃです。

水にぬらすとタイルにくっつくようになっている数字をお風呂の壁に貼りながら、お風呂タイムに楽しく数字遊びができます。

型はめパズル

型はめパズルは、箱の中にたくさんの数字ブロックが入っているおもちゃです。

様々なサイズ、平面、立体などの形のものが販売されています。

色彩豊かなブロックが子どもの興味をひき、数字の形を数えたり、教えることができます。
また、数字の形の穴があいているところへ、どのブロックを入れればよいのか考えながら遊ぶため、思考力の発育にも繋がります。

数字のパズルで遊ぶ女児

おはじき

昔からあるおもちゃでのおはじきは、キラキラの見た目もキレイで子どもの心をつかむことができます。お値段がお安く、100円均一でも手に入れることができるのが魅力です。

おはじきは、数の概念を学ぶのにとても役に立ちます。

最初は数を数える数唱で、「いーち、にー、さーん」と数えることから。

あらかじめ取り出しておいたおはじきの数が「いくつある?」と数えさせたりする数あてクイズにして、ものと数えるもののに対して数詞を1つ対応させる「1対1対応」を理解させるようにしたり。

「1、2、3、4、5」と正しく数えた答えが、そのおはじき全部の量をあらわしていることがわかるなどといった遊びをしていく中で少しずつ数の概念が理解できるようになります。

おはじきは、色々な色があるので、「赤と青とどちらが多い?」といった数の比較などにも使えます。

子どもは3までの数を本能的に理解できると言われていますが、4以上になると理解することが急に難しくなります。最初は、「1・2・3」の数だけに絞って、一緒に遊んでいってあげましょう。

トランプ

手軽な数のお勉強のできるおもちゃといえば、「トランプ」も手軽に手に入って色々な使い方ができますね。

コンパクトなサイズで持ち運びも手軽で、家族みんなで遊ぶことのできるアイテムなので一つは手元に置いて置きたいものです。

通常のトランプでも、じゅうぶんに遊んだり、勉強したりできますが、「知育トランプ」として作られたものはさらに遊びながら数に慣れ親しむだけでなく、子どもの知的好奇心を刺激することもできます・

「アーテック( つながる知育トランプ 」は、動物や野菜などのイラストが描かれていて絵柄からものの名前を覚えることができたり、イラストをつなげてパズルのようにした遊んだり、仲間分けをしてりといった遊びができるものもあります。

つながる知育トランプ

画像:教材カタログ

積み木やブロック

直接、数字の形はなくとも、「数の概念」を理解するために、単体をつなぎ合わせて遊ぶ積み木やブロックは大いに役立ちます。積み木やブロックを積み上げたり、崩して遊びうちに、立体の形を覚えていきます。

これらは、算数の基礎、図形のセンスを養うのに役立ちます。

また「何個ある?」と数を数えていってもいいですし、数が増える、減るといったことを理解するのにも役立ちます。

 

くもんの「図形キューブつみき」は、5色ある小さなキューブ型の積み木のセットです。

数の勉強として、横に並べたり、縦に並べたりしたものを「いちばん上は、何色かな?」などど聞いて遊んであげましょう。

自由に積み木に触れて遊んでいるうちに、付属の平面パターンと立体パターンの作例とおりに並べたり、積み上げたりすることで

図形の感覚と形の構成力を育てることができます。

「図形キューブつみき」は、対象年齢:3歳からとなっていて、口に含めないサイズですが、積み木をしまえる箱とふたの角が90度と鋭利な仕様となっているので、お子さんが痛い思いをしないように注意が必要です。

 

カウントラーニング

「カウントラーニング」は、同じ色のリングを指先でつまんで、棒に差し込んでいくおもちゃです。

土台の棒の長さが異なることで、差し込めるリングの数が変わり、自然と数や大きさ、色を数え、覚えることにつながります。

また、指先でつまむ動作は細かな手指の運動技能の発達や集中力を高めることにも役立ちます。

代表的な棒差しの知育玩具として、『プラステン』が有名です。プラステンは、棒通しだけでなく、付属品のひもで「ひもとおし」をすることもできますし、同じく付属のサイコロでゲームをすることもできて、たくさんの遊び方をすることができます。

棒差しのおもちゃは、各社から出ています。発達レベルに合うものを選んで、たくさん遊ばせてあげましょう。

カウントラーニング

マグ・フォーマー

磁石でつながる数学ブロック「マグ・フォーマー」はマグネットブロックをくっつけたり、離したりして遊ぶおもちゃです。日本ではボーネルンドが正規輸入代理店として取り扱っています。

マグ・フォーマーは三角形、四角形、五角形など、さまざまなピースの辺と辺を合わせて立体形にしていきます。子どもの発達や好奇心にあわせて遊び方も進化させていき、「この形とこの形をつなげるとこの立体ができる」「この隙間に入れるのはこの形のピースがいい」などど様々な形を作るうちに、数学センスを育むことができます。

自分の手を動かして考えることを繰り返す中、想像力や達成感も育むことができます。

子どもの年齢や発達によって、楽しめるセットやピースの数は異なりますが、2~3歳のはじめてマグ・フォーマーで遊ぶ子には、30個ののピースが入りのセット「マグ・フォーマー ベーシックセット」がおすすめです。

マグ・フォーマー

時計おもちゃ

アナログ式の時計おもちゃは、数字だけではなく、時間、分なども自然と覚えることができます。

子どもが自分で時計の針を回して遊べるようなタイプがおすすめです。

2歳児なら、時計のおもちゃの中には、文字盤の数字部分が積み木やパズルのようになっているタイプのものが興味を引いてくれそうです。

くもんの「NEWくるくるレッスン」は、口コミでも人気の商品です。

針の色と同じ色の数字を読むことで、時刻がわかるようになっています。時計の針と連動するデジタル表示があるので、自分で答え合わせをすることもできます。

レジスター

レジスターは、レジ遊びをしながら、数や計算を学ぶことができます。

セガトイズの「おさつスイスイ!セルフでピピッ♪ アンパンマンレジスター」は、子どもが大好きなアンパンマンのレジスターのおもちゃには、入れたお金をアンパンマンと一緒にかぞえることができる「かぞえてモード」、電卓機能の「でんたくモード」、数字をおぼえる「すうじモード」、計算問題で遊べる「けいさんモード」が搭載されているので年齢に応じて色々と楽しめそうです。

100玉そろばん

10個のそろばん珠を10列で構成されていて遊びながら数字の概念を学べるのが「100玉そろばん」です。

100玉そろばんは、年齢に合わせた遊びや学習ができます。

2歳を過ぎてくると、「多い・少ない」が少しずつ理解できるようになってきます。子どもの手を握って一緒に数字を数えながら、珠を動かしてみましょう。左右を見比べて「どっちの方が珠が多い?」と子どもに尋ねて、「多い・少ない」という概念の理解を深めていくのも良いですね!

また、数字を復唱する子どももいます。まず、パパママが100玉そろばんの珠を動かしながら数字を数えていきましょう。繰り返すうちに自然と「数字を数える」ことが身についていきます。

くもんの「玉そろばん120」は、通常の100玉ではなく100以上の数字もイメージしやすいように120玉があるのが特徴です。

厚紙製の付属シートには、食べ物や動物などのイラストや「助数詞表」「60の素数」「120の素数」が書かれています。数字に親しみを持てない子どもにはイラストが描かれた数シートを使って、玉を動かしながら数を数えることから始めると良いでしょう。

おもちゃの選び方、対象年齢とは?

おもちゃには、対象年齢の表記がされています。

実は、この対象年齢はそれぞれの玩具に対する遊びの難易度(子供の理解度や年齢にふさわしい賢さの度合い)を示すためものではなく、その年齢の子どもに必要な安全対策が施されているかという情報なのです。

日本のおもちゃであれば日本玩具協会が安全に安全に遊べるおもちゃであることを消費者にわかりやすくする目的で、一定の指定基準に合格したおもちゃにはST(Safety Toy、安全玩具の意味)マークが表示されています。

特に、3歳未満の小さなお子さんは何でも口に入れてしまう危険性があります。

誤って飲み込んでしまうか食べてしまうような小さなパーツが含まれていたり、角がとがっている・硬い素材でできているといった玩具は、対象年齢が高めに設定されています。

安全に楽しく遊びに集中させてあげるためにも、対象年齢を確認して遊ばせてあげるようにしてください。

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