「インター」勉強は、いつから始めたらいいのでしょうか?
「インター」勉強は、いつから?というと、2~6歳位の子が通う『インターナショナルプリスクール』からとなります。
頭の柔らかい幼児期に、遊びや生活の中で英語の能力を養っていきたいと思うご家庭のために、『インターナショナルプリスクール』についてお伝えいたします。
インターナショナルプリスクールとは
『インターナショナルプリスクール』は、小学校入学前のお子さんを対象とし、主に英語を基本とした環境で保育を行う施設のことを指します。
一般的な保育施設とは違って、独自のカリキュラムによって、英語の環境下でさまざまな経験ができます。
『インターナショナルプリスクール』の定義は、あいまいで「プリスクール」も「インターナショナルスクール」も『インターナショナルプルクールと名乗っている場合があります。
「インターナショナルスクール」は、小学校、中学校、高校までを含めますので、それを含まないよう区別する意味合いで、『インターナショナルプリスクール』と言っているところも多いようです。
2019年のThe International School Times の調査によると、英語で学ぶプリスクールで学ぶ乳幼児は、国内で約6万人が在園しているそうです。2019年当時で、国内で500校以上あって、年間20~30校の規模で増え続けている、その人気は、英会話教室のような習いごとの英語とは違い、日常生活のあらゆる場面を英語で行うことで、リアルな英語を習得できることです!
学校の質にもよるが、6歳で卒園するときには英語で発表できるくらいの会話力が身につくと言われています。
アメリカ国務省の付属機関(FSI)によると、日本人が英語を習得するのに必要な時間は最低「2400時間」だそうですが、この時間…義務教育だけでは全く足りません。
2020年には小学校3・4年生の外国語活動が必修化、5・6年生では英語が教科として扱われるようになるなど英語教育の早期化が進んでいます。
そこで重要となるのが、英語の早期教育です。
言語の習得には『生後6ヵ月~12歳』という適切な時期があるので、その時期を逃してしまうと、完全に身に付くのは難しいと言われています。
幼児期から「英語耳」、「英語脳」を育てることが重要なのですね。
『インターナショナルプリスクール』は、週に何日、何時間やっているかなどの時間数はマチマチで、またカリキュラムや講師の質、教育環境も異なりますので、事前によく調べてわが子に適したところを探すようにしましょう。
プリスクールを卒園後も英語力を維持するには
プリスクールで学んだ後、小学校からはインターナショナルスクールに通わせたいと思っても近くにはないと思われる方も多いと思います。
卒園時に、せっかく高い英語力を身につけても、小学校入学後は圧倒的に英語に触れる機会が少なくなります。
英語漬けの環境から、日本語で学ぶ環境へ移り、せっかく習得した英語はどんどん忘れていってしまいます。
小学校入学後にどのように英語力を保って、さらに向上させていくかが課題です。
【英語力を保つための学習方法】
・毎日30分でもアニメや音楽、絵本などを通して触れる
・オンラインスクール(時間:30分前後 プログラム:週二日以上)
・アフタースクール(時間:60分前後 プログラム:毎週)
・シーズンプログラム(時間:一日 プログラム:長期休みに入る季節に)
・サタデースクール(時間:一日 プログラム:毎週)
こうした学習方法を単独、または複数組み合わせることで、英語力の維持・向上が効果的にできます。