幼児用通信教育を「添削」でやる気アップしませんか?
上手に幼児用通信教育を活かすには、子どものやる気を添削で高めるというのは効果的な方法です。
幼児期の子どもたちのやる気にはムラがあります。
こちらでは、通信教育教材で添削指導をしてくれる教材のご紹介をいたします。
通信教育の選び方
通信教育の種類
コロナ感染の流行以降、通信教育で家庭での勉強をする子どもが増えています。
塾や教室に通わずに済む、費用も節約できる、自分のペースで学べるなどのメリットがあります。
かつての通信教育といえば、毎月、定期的に紙媒体の教材が届くスタイルのみでしたが現在はデジタル化が進み、媒体もオンラインを使った配信による授業形態のものも増えてきています。また、従来の紙教材に加えて、デジタル教材も含めた総合的な学習スタイルのものもあります。
まずは、毎日の勉強の習慣を身につけることを目標に、無理のない時間や問題の量で続けていくようにしましょう。
ただ、通信教材は定期的に通う習いごととは違って、子どもの自主性や親のサポートが必要となります。自分で勉強を進めていかなければならなく、教材が溜まりやすいというデメリットがあります。
ここで重要になるのが親がどの位、子どもに時間を割けるか?割きたいのか?ということです。通信教育によって、親の関わりがどこまで必要なのかが異なりますので、お子さんの教材との相性も含めて選ぶ際のポイントとなってきます。
ママパパとしても、一緒に取り組んであげたり、プリントなどの添削をすることを負担に感じる方もいるかと思います。
そうした意味では、習いごとは、通うのも大変で費用も高いですが、指導してくれる先生や一緒に学ぶ子どもがいることでやる気を持ちやすいというメリットがあります。
最近のデジタル通信教育はタブレットで自動的に添削をしてもらえたり、タブレットやパソコンによる双方向授業などを受講できるようになり、実際に生での授業を受けることができるようになってきています。
通信教育添削指導のやり方
ご自分で添削をしてあげる場合の注意したい点をまとめてみました。
子どもの学習意欲を育てるには、その日のがんばりを子ども自身に実感させてあげることです。
その都度、ママやパパが採点してあげたり、花丸をつけてあげたり、完了シールを貼ることで頑張った成果を目で見ることで、達成感を感じ学ぶことが楽しくなります。
子どもの取り組みは、〇か×かといった点よりも、どのように考えたらいいかが重要です。
「自分で考えられたこと」をほめてあげることで、子どもの承認欲求や自尊心を満たすことができます。
添削指導をしてくれる通信教育教材
通信教育教材には、幼児向けのコースで添削指導をしてくれるものもあります。がっちりお勉強というタイプのものからお絵かきだけというタイプまで様々です。
通信教育の「添削(提出課題)」のある講座は、先生に提出してお返事がくることで子どものモチベーションが高く保つことができます。
添削のある通信教育は、先生のチェックは欲しいけれど、通うのは難しいというご家庭や親が見てあげるだけでは物足りないというご家庭もマッチします。
これから3つの通信教育教材をご紹介しますので、お子さんのタイプに合ったものを見つけて下さいね。
ライトな添削 「Z会幼児コース」
大学受験で東大などの超難関大合格者を多数出している通信添削の「Z会」。
そのイメージを裏切るようですが「Z会幼児コース」は、子どもが主体的に「なぜ?」「どうやって?」と考えたり、生活や自然界の出来事に興味・関心を持つきっかけを与えてくれる通信教材です。
まだ、幼児の時期は知識を直接教えるというよりも、子供が体験を通して興味や疑問を持ち、答えを見つけようと挑戦したり、試行錯誤したり工夫したりする姿勢を作る時期であるとしています。
教材は、ワーク学習+実体験の両輪で「地頭」を育て「あと伸び力」を身につける内容となっています。
Z会幼児コースには、毎月添削課題があります。
年中コース以降の添削課題として、あるテーマを親子の会話をもとに絵をかいて提出するのが「ぺあぜっとシート」です。どんなお話をしたかを親御さんが書き留めて提出します。
先生から丁寧なお手紙の返事が届きますので、毎月教材を続ける動機づけになることでしょう。
どのようなものか、インスタグラムからご紹介します。
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コース名 | 月額料金(消費税・送料込) |
年少コース | 2,200円 |
年中コース | 2,640円 |
年長コース | 2,860円 |
珍しい完全担任制の「学研通信講座 幼児コース」
学研といえばドリルや教室が有名ですが、実は学研教室のノウハウを基にした完全担任制の添削指導つき通信講座もあります。
3歳~6歳対象とした学研通信講座は、3歳から始められ、学習内容としては「さんすう」「こくご」年長から「えいご」も学ぶことができます。
学研教室と同じ教材で、カラープリントが基本となっており、まだ文字を習っていない子のためにもイラストが多く使われています。
「えいご」では、スマホやPC利用ができるデジタル教材もあります。
学研の通信講座は、完全担任制がとられて、月に2回学習した教材を返送し、毎回同じ先生が、子ども一人一人の習熟度に合わせてきめ細かく添削してくれます。
添削以外にも、問題を解いていてわからないところが出てきたらFAXや郵送でいつでも質問することができます。
担任といっても、直接顔を合わせるわけではないので不安と思われるかもしれませんが、「連絡ノート」に学習状況や心配なこと記入し相談することで先生からアドバイスをもらうことができます。
また、学研の通信講座は、学年や年齢で分けられておらず、個々の理解・定着度に合わせた級別(無学年方式)が特徴です。入会時の診断テストで、お子さんの学習習熟度をはかり、レベルに応じたところから学習を始めます。
入会金として、別途5,500円掛かります
教科 | 月額料金 |
さんすう・こくご | 月7,150円 |
さんすう・こくご・えいご | 月11,500円 |
▶▶▶学研通信講座公式サイト
毎日添削・毎日返却の「きっずゼミ」
「管理型通信教育」をうたった、かなりハードな個別指導で、毎日の添削課題の提出があるのが「きっずゼミ」です。
「きっずゼミ」は、3歳~6歳の幼児用として「ことば」「ずけい」「かず・りょう」「さぎょう」の4つの分野を段階的・系統的に学ぶことができるように構成されています。
画像:きっずゼミ
「きっずゼミ」では、毎日添削課題のプリントが用意されていて、解答後、用紙を専用アプリで撮影してLINEやメール、FAXなどで送信すると、翌日には添削されて返ってきます。
子どもたちに親しみやすいねこ先生・いぬ先生・ぺんぎん先生のキャラクターの先生が、毎日、プリント内でアドバイスやコメントしてくれます。
画像:きっずゼミ
「毎日決めた時間に勉強をする」ことで、自宅学習の習慣が無理なく身について、自分をコントロールする力が養われていきます。
お子さんに学習時間を定着させるためのサービスとして、一定期間、「きっずゼミの時間だよ。」call という直接子どもにスタート時間の電話連絡を入れるサービスもあります(希望者のみ)。
料金は、オンライン指導つきで月4,400円から。
一週間の無料お試しも受付しています。
▶▶▶きっずゼミ公式サイト
タブレット教材
最近、人気の学習スタイルが「タブレット学習」です。一人でもお勉強を進めやすく、子どもが夢中になって取り組んでくれるのでお勉強の習慣化を進めやすいと評価が高まっています。
幼児向けのタブレット教材としては、タブレットのみの全教科型の教材は「すまいるぜみ」だけでした。けれども、2022年度4月から「こどもちゃれんじ」の年長さん向け「じゃんぷタッチ」が開講したので、選択肢が広がっています。
ほかに、タブレット教材としては算数に特化した「Risuキッズ」、プログラミングやアート、図形などが学べるSTEAM教育の「ワンダーボックス」、知識・数量・言葉・記憶・思考の5系統59ジャンル「天神」などがあります。
すまいるぜみ
「すまいるぜみ」には、年中コース、年長コースがあります。
スマイルゼミの幼児コースは、学べる分野の多さが魅力です。ひらがな、カタカナをはじめ、時計の読み方や英語まで小学校入学までに身につけたい学びをお子さんの理解度に合わせて10のテーマを少しずつステップアップして学んでいくことができます。
月額料金 | 3,600円 ※継続割引あり、12か月一括払い6か月一括払いもあり |
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対象年齢 | 年中・年長 |
学べる科目 | (ひらがな、ことば、かず、とけい、かたち、えいご、ちえ、せいかつ、しぜん、英語プレミアム)月20~25講座 |
専用タブレット | あり(9,980円) |
すまいるぜみは、学習専用のタブレットが必要です。
このタブレットは受講とは別の料金が必要ですが、「書くこと」にこだわった専用のタッチペンでえんぴつで書いているような質感で書くことができます。
すまいるぜみには、文字が読めない子ども一人でも学べるように「文章の読み上げ機能」があり、答えたらすぐに丸つけをしてくれる「自動丸つけ機能」もあるので、集中力が途切れることなくテンポよく学習することができます。
子どもは動きや音のあるタブレット学習に夢中で取り組んでくれるので、お勉強の習慣を身につきやいとの口コミが多く見られました。
また、子どもがハマってしまって「たくさんやりたい!」となるかもしれませんが、すまいるぜみでの学習時間は、1日15分までと推奨されていて、最長でも30分で制限がかかるのでやりすぎも防止できます。
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▶▶▶すまいるぜみ公式サイト
こどもちゃれんじ じゃんぷタッチ
こどもちゃれんじの年長さん向け「じゃんぷタッチ」では12のテーマが学べます。
こちらも専用タブレットがあり、問題文の読み上げ、自動丸つけ・判定機能もあります。タブレット代金は、6カ月受講すれば0円で、小学校以降も小学講座で使用できます。
月額料金 | 3,680円 12か月一括払いの場合は2,980円 |
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対象年齢 | 年長 |
学べる科目 | ひらがな、カタカナ、数・図形、とけい、考える力、プログラミング、自然科学、社会性、ルール・マナー、音楽、アート、英語 |
専用タブレット | あり(9,980円) |
1レッスン約5分×3回、一日15分のレッスンが基本ですが、もっと学ぶ設定にすることもできますが30分経つと自動的にスリープ状態となり、やり過ぎを防止します。
「メインレッスン」26コマに加え、さらに応用問題や思考力問題メインの「プラスレッスン」20コマも追加料金なしで利用できます。
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