0歳からの教育は必要?

0歳教育必要?

わが子に0歳からの教育は、必要でしょうか?

0歳児教育として、必要なものは何かを考えておかないと、よかれと思っても裏目に出てしまうかもしれません。

こちらでは、早期教育のメリット・デメリットについてお伝えいたします。

0歳からの教育には2つあります

0歳からの教育は大きく分けて、「幼児教育」と「早期教育」があります。

名前が似ていますし、対象が乳幼児ではありますが、この2つ、目的が違います。

◎幼児教育

幼児教育は、幼児が生活する場において行われるすべての教育です。幼稚園や保育園、習い事だけでなく、家庭や地域などで学ぶすべてのことが幼児教育に含まれます。

幼児教育は、今後の人生においての子どもの基礎となる力を身につけ、学習意欲や探求心などを培わせ可能性を伸ばすことを目的としています。

子どもが持っている可能性を引き出して学習の基礎をつくったり、社会性など生きる力を身に付けたりすることを重視としています。

◎早期教育

早期教育は、知識や技術を習得することが目的となります。

大人の意向で、音楽・スポーツ・外国語など専門的な技能の習得や小学校受験を見据えての知識の習得や学習の先取りを重視します。

家庭によっては、幼児期になる前の乳児期や胎児期から始める場合もあるでしょう。

 

0歳からの早期教育のメリット

0歳から教育を始める理由として、0~5歳は、脳の神経系が急激に発達するので、この時期から経験させることでその子の能力や関心を高めることができると言われています。

ただ、その効果は実はまだ明確に証明されておらず、専門家や教育関係者の間でも賛否両論がありますので、取り入れる場合は早期教育についてきちんと理解する必要があります。

 

メリットの一つ目は、早期教育をきっかけに親子の関係を深められることです。ママと赤ちゃんのスキンシップや絵本の読み聞かせなど、触れ合う時間が増えます。赤ちゃんにとって、ママと過ごせる時間は幸せで心が満たされるでしょう。

二つ目は、脳が柔軟な赤ちゃんの可能性は無限大です。知的好奇心も旺盛で、この時期に早期教育を行うことでIQが高い子どもに育つことが期待できます

 

早期教育では、子どもが楽しい、喜んでいるかが大事です。

楽しいと思うことで、「ドーパミン」という神経物質が放出され、脳の神経細胞のネットワークが育ち、脳の様々なところの体積が大きくなります。お子さんの反応を確かめつつ、親子で一緒に楽しめることをやってあげましょう。

早期教育2

早期教育のデメリット

早期教育のデメリット、1つ目は子どもにストレスを与えてしまう恐れがあることです。

特に親が期待している場合は、すぐに効果を求めるかもしれませんが0歳児の効果はすぐに表れるものではありません。

また、子どもがやりたがらないことは、無理強いしないようにしてあげましょう。また、長い時間やらせるなどの無理も禁物です。

 

2つ目は、一方的に知識や技術を伝えられることで、自分で考える力や創造性が養われない可能性があります

子どもの力を伸ばす「知育」を考えた絵本や玩具もありますが、本来の遊びとは異なります。

遊びこそが子どもにとっての最高の学習ツールという考えもあります。

何かを「覚えさせる」ために手取り足取り教えるというよりも、子どもが自ら考え、判断し、行動できるような環境を用意し、その中で子どもを思い切り遊ばせることを考えてみてはいかがでしょう。
早期教育1

0歳児の早期教育は本当に大切なの?

「早期教育」のメリット・デメリットをこれまで見ていただきましたが、では早期教育は本当に大切なのでしょうか?

結論としては、0歳児への早期教育として、デメリットとして挙げたようなこと(ストレスを与えたり、自分で考える力を養われない)ものであれば、赤ちゃんの脳の発達を助け、知能を伸ばす可能性があるので大切です。

 

赤ちゃんだから、まだ何もできないというのではなく、むしろできることがどんどん増えていく時期です。

0歳児の心と体は、段階を踏んで少しずつ成長していきます。

周囲からの刺激を受けて、たくさんのことを吸収していくのですが、そのスピードは一人ひとりマチマチです。

赤ちゃんは、実は驚異的な力で新しいことを学んでいっています。

といっても、赤ちゃんが理解しているかどうか見ていてもわからないと思います。まだ赤ちゃんは理解できていても言葉や行動で締めることはできないのですから。

それでも、赤ちゃんはちゃんと理解しているので、この時期に日常生活の「遊び」の中で無理なく赤ちゃんの脳の発達を助けるような刺激を与えてあげましょう。

 

赤ちゃんの教育はいつから必要?

では、赤ちゃんの教育はいつから必要なのでしょうか?

0歳の赤ちゃんには、ママやパパが赤ちゃんに話しかけたり、一緒に遊んだりすることが基本です。

それに加えて、赤ちゃんの発達時期に合った「見る」「聞く」「触る」といった五感を刺激を与えるようにしてあげましょう。

 

3か月位から首が座るようになって、視野も広がり、近くのものを目で追いかけたりもできるようになります。

足や腕の筋肉もついてきて、伸ばしたり曲げたりする動きができるようになるのもこの頃からです。

 

この時期の赤ちゃんには、ベビーマッサージや子守歌。絵本の読み聞かせや音楽を聴かせるのがおすすめです。

ベビーマッサージ

生後6か月位になると、離乳食も始まり、人に向かってことばを話すようになる時期です。

寝返りを打ったり、支えなしで座ったりもできるようにもなります。

一般的にはベビースイミングを始める時期は、生後6ヶ月頃からと言われています

 

生後7~8カ月の時期は、笑う・泣くなど自分の感情表現もより豊かになり、人見知りがはじまる頃です。

おすわりがちゃんとできるようになり、両手を自由に動かせるようになります。

また、ずりはいもできるようになってくると自分の興味のあるものの方へ移動することができるようになります。

高い高いや手遊び、かくれんぼなどがおすすめです。

生後9か月~12か月の時期は、ハイハイ、つかまり立ちからつたい歩き、一人で歩くようにと身体がぐんと発達してきます。

両手の感覚が発達してきて、食べる時に手で抱えたり、おもちゃをつかんだりといったような、握ったり放したりができるようにもなります。

大人の動作のマネやバイバイ、指差しなどもできるようになる頃です。

 

絵本を一緒に読んであげたり、手遊び歌、リズム遊びなどがおすすめです。

 

0歳の赤ちゃん教育のおすすめ

0歳の赤ちゃんへの基本的な教育は、赤ちゃんへの「話しかけ」と「スキンシップ」です。

赤ちゃんに接する時に目線を合わせて、やさしい声で話しかけてあげましょう。

また赤ちゃんを抱っこして肌と触れ合うことは、赤ちゃんにとっては安心しますし、大切な刺激となります。

どの月齢でもおすすめなのが、「絵本の読み聞かせ」です。

絵本の読み聞かせは、脳への刺激がとても大きいと言われています。また、ママパパの読み聞かせの声や表情を赤ちゃんはじっと見ていますので、感受性の豊かな子どもに育っていきます。

0歳教育通信教材メリット1

また、家庭内で行える教育としては、通信教材があります。

なかでも「こどもチャレンジbaby」は赤ちゃんからの教育の定番といわれています。

読み聞かせや知育遊びがバランス良く体験できるプログラムとなっています。

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

▶▶▶こどもちゃれんじBaby公式サイト

 

家庭外での教育としては、親子で参加するベビースイミングやベビーヨガ、音楽教室、幼児教室などがあります。

中でも、幼児教室は、家庭内ではできない遊びや運動、制作など幅広い体験をすることができるので、様々な刺激を受けて成長していきます。

 

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