0歳児からの勉強方法が分からないことでお悩みでしょうか?
0歳児から教育を始めたいけれど、どのような勉強方法があるのか分からない親御さんのためにおすすめの教育方法をご紹介いたします。
0歳からの教育方法
0歳からの教育方法としては、「勉強」というよりも、将来伸びる力の基礎をしっかりつけることが、今後の成長にとても良い結果をもたらします。
「スキャモンの発育曲線」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。
幼児期の成長度を神経系や身体系などに分けて曲線に表したもので、0歳~5歳ごろまでの幼児期の脳の発達がそれ以降と比べて著しく早く、年齢を重ねるごとに成長率が緩やかになる曲線が描かれています。
画像:心の科学
この発達が著しい時期の赤ちゃんに、教育をスタートすると赤ちゃんの知能の発達をぐんぐん伸ばすことができる可能性があるといわれています。
そのため、優れた才能を伸ばすために特別な教育をする「詰め込み型」教育がひと昔前の考え方で、教育=勉強と考えられていました。
けれども、いまは何かを教え込むということではなく、「脳」だけでなくて健全な「こころ」を育てるのが早期からの教育では重視されています。
無理なく適切な刺激を与えることで、赤ちゃんの発達を助けるというものです。
五感を刺激することで脳・身体・心の発達を促す
五感は、外からの刺激を受けることで発達していきます。
「視覚」は、赤ちゃんの周りにあるすべてのものから、「聴覚」や「触覚」は、語りかけや抱っこから、「嗅覚」や「味覚」は、おっぱいや食事から刺激を受けます。
こうした日常にある穏やかな刺激を繰り返し受けることで、五感は発達していくのです。
どのようなことやものが良いのか、ご紹介していきます。
話しかける・抱っこする
日常生活でもっとも簡単にできる、赤ちゃん教育の基本が赤ちゃんに話しかけたり、抱っこすることです。
赤ちゃんは、ママに話しかけられるのが大好きです。
一番大切なのは、目と目を合わせること。
オムツを替えたり、ミルクをあげたりする時でも、赤ちゃんの名前を呼んで話しかけてあげましょう。
言葉の全てを理解できなくとも、お腹の頃から聞いていたママの声に安心して、その言葉を覚えていくようになります。「おいしいね」「今日は、良いお天気ね」など、目に見えるものや感じたことなどを言葉にして、教えるようにするのもおすすめです。
また赤ちゃんを「抱っこ」して肌と触れ合うことも、赤ちゃんにとって親子の絆を深める大切な刺激となります。
五感をめいいっぱい使って遊ぶ「触れ合い遊び」は、「自分は愛されているんだ!」と自分の存在に自信を持てることにつながります。
読み聞かせ
特に、おすすめなのが「絵本の読み聞かせ」です。
赤ちゃんは、お腹の中にいる時から音が聞こえていますが、生後3か月頃には周囲の音を聞き取ることができます。そのため、音によって赤ちゃんに刺激を与え、脳の発達を促すことが効果的です。
絵を見ながら言葉の意味を理解することで、子どものしゃべり始めが早くなったり、言葉を沢山覚えることにつながります。
おもちゃ
赤ちゃんの健やかや発達に役立つおもちゃとして「知育玩具」があります。
「知育玩具」は赤ちゃんの発達段階に応じて、色々なものに興味を持つ心やチャレンジする力などを育む基礎能力を養うことができます。
赤ちゃんは、ものに触ったり握ったりすることでも刺激を受けています。3ヶ月頃の赤ちゃんからは手指の感覚を養うおもちゃを与えるのも最適です。
フワフワやザラザラなど様々な触感のものに触れたり、握ったりすることで、硬いものと柔らかいものがあることなどを学んでいきます。
音や音楽が鳴るおもちゃ、動くおもちゃを使って遊ぶのもいいでしょう。
0歳児からの習いごと
家庭での日常的な学びではなく、外で習いごとを学ばせたいというお考えのママパパもいらっしゃることでしょう。
0歳児を連れてのお出かけは、大仕事となりますので、お世話をするママパパの無理のない時間に行けるものを選びましょう
親子で参加することで、子どもも親御さんもリフレッシュすることができたり、プロの先生から学ぶことで家庭とは違った刺激を受けることもできます。
0歳児の習いごととしては、ベビースイミング、ベビーマッサージ、リトミック、ベビーヨガ、ベビー英会話、ベビーサイン、ベビーダンス、体操教室などがあります。