1歳からでは、英語教育を始めるのは遅いのでしょうか?
1歳から英語を始めるのは遅くありません。むしろ、言葉を発し始める1歳だからこそ意義があります。
1歳から始める英語教育にはどのようなメリットがあるのかについてお伝えいたします。
1歳からの英語教育のメリットとデメリット
デメリット
早期からの英語教育について、悪影響を心配する声もあります。
それは、言語が論理的に思考する上での大切な基盤であるために、2つの言語を共に未熟な状態で学習していくことで混乱をするというものです。
けれども一般的に、1歳からの英語教育を始めるご家庭で両親、赤ちゃんも日本に住んでいて、普通に日本語の保育園や幼稚園に通っているならば、日常生活はほとんど日本語に触れています。
圧倒的に日本語のインプットの方が多い状態なので、そうした混乱するという心配はしなくても良いと思います。
ただし、無理やり英語を押しつけるような勉強方法を取っては、「英語はキライ!」になってしまうので、そうした場合はデメリットが大きくなります。
1歳児は、まだ遊びと勉強の区別が付く年齢ではありません。この時期の子どもに英語を学ばせるのなら、とにかく「楽しい」気持ちを優先させるようにしましょう。楽しい経験はすべて学びとなって、ぐんぐん吸収していきます。
メリット
赤ちゃんの発達は、個人差が大きく、早い子であれば9カ月位、遅い子はは1歳6カ月位までにお話を始めることが多く、一般的には1歳前後から何か話し始めます。
こうした言葉を発し始める1歳の時期だからこそ、英語教育を始めるメリットがあります。
音を聞き分ける能力が発達するのは胎児期から1歳位までです。
1歳までに英語・日本語をたくさん聞かせることによって、「聞く力」を鍛えることができます。生まれてまもない赤ちゃんは、母国語の音をまず聞き、その音を真似して覚えます。
赤ちゃんにとっては、日本語も英語も知らない言葉です。知らない言葉の単語をマネして発音することが上手い子どもは、知らない英単語もマネして発音することが上手いという調査があります。また、この調査では親御さんとの会話の量が多い子ほど、日本語でも英語でもマネして発音するのが上手という結果でした。
早くから英語教育をしているおうちの子は、日本語・英語ともに言語能力やコミュニケーション力も高くなりやすいという調査もあります。
1歳児への英語の学ばせ方
子どもが言葉を身につけていくために必要なことは、繰り返すこと、マネすることです。
親が日本語でも、英語でもたくさん話しかけることで、子どもがマネをして繰り返す習慣をつくり、言葉を身につけていくことができるのです。
親子で一緒に、童謡などの歌を歌ったり、絵本を読み聞かせをして話しかけてあげてください。
注意点としては、英語と日本語を区別して、英語なら英語、日本語なら日本語だけというように、複数の言語を混ぜて教えないように気をつけてください。
また、この1歳の時期は、耳から感覚的に学べる時期ですので、「英語耳」を育てることに重点を置くことがおすすめです。日本語にはない、独特な英語のイントネーションや”R”と”L”のを聞き分けることができるのが英語耳です。
できるだけネイティブの良質な英語をたくさん聞かせて、英語特有の音の違いが分かる英語耳を育てましょう。
「英語の聞き流し学習」を行うことで、将来のリスニングやスピーキング能力につながっていきます。短い時間で良いので、できるだけ毎日続けるようにしていきましょう。
ただ聞かせるだけでなく、一緒に歌を歌ったり、目を見て話しかけるといったコミュニケーションを取ることも忘れずに。
DVDで流しておくことで普段から自然と英語に触れることが出来ます。
外出先などではYoutube動画で、子どもに英語の音を聞かせるのなら最初は「Super Simple Songs」がおすすめです。Super Simple Songs は、2~4分程の動画の英語の童謡やオリジナルソングを集めたチャンネルです。
1つ1つの歌は短く、可愛くわかりやすいアニメと歌がリンク。色いろなシリーズもあります。英語版だけでなく、本語版もあります。
インスタグラム投稿からの英語教育実践方法を紹介
1歳からのおうちでの英語教育をすでに開始している方たちがインスタグラムに実践例を投稿しています。参考になるような方法もあるはずですので、ご紹介いたします。
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