1歳からの幼児教育は、どうしたらよいのでしょう?
1歳からの幼児教育は、お子さんにたくさんの経験をさせてあげることが重要です。
人間の頭の働きの基本がほぼ決まってしまう1歳から3歳までの間は、それ以降の人生を決める大切な時期です。
1歳からの幼児教育として、家庭内と家庭外でやっておきたいことについてお伝えいたします。おすすめの幼児教室もご紹介いたしますので、参考にしてください。
1歳児は、心身の急成長期
1歳児に教育というと、「まだ早いかな?」と思われるかもしれません。けれども、1歳は、見るもの・聞くものをスポンジのようにどんどん吸い込む時です。
幼児教育は、「3歳からでは遅すぎる」といわれています。
「三つ子の魂、百まで」という言葉を聞いたことがあるかと思うのですが、これは人としての頭の働きはおおよそ3歳頃までにほぼでき上がり、それがいつまでも影響すると昔の人は考えたようです。
現代では、乳幼児の発達については色々と解明されており、脳の発達に関係するニューロンの数は、1歳頃でピークを迎えるということや、体とこころを動かす「脳」は、3歳までに約80%完成するということがわかっています。
1歳~2歳はたくさんの経験をさせてあげる時期
1歳~2歳の時期には、できるだけ「たくさんの経験」をさせてあげましょう。
「見る」、「聞く」、「触る」などの感覚を通じて、いろいろな刺激を与えて育てていくことで、脳や身体はいろんな働きを覚えていきます。
1歳を過ぎるころになると、脳の基礎的な神経回路がほぼできあがってきます。
また、1歳になると、言葉も少しずつ出始めて、親子のコミュニケーションもたくさん取れるようになってきます。
記憶が形作られる時期ですので、親子で触れ合ってたくさんの経験を積み重ねるといいと思います。
1歳児の幼児教育とはどのようなもの?
家庭で行う幼児教育
家庭で行う幼児教育としては、しつけやマナーを覚えること、幼児用の教材を使って学習すること、外遊びで体を動かすことなどになります。
幼児教育と言っても、親子で楽しい時間を共有するのが何よりも大切です。
この時期の子どもには正しい知識を身につけるといったことより、子どもの持つ好奇心や探求心を伸ばせるような幼児教育を行うようにしていきましょう。
何かに取り組む集中力や自分で考えて、「できた!」という達成感こそ、今後の子どもの力を伸ばす元になります。
【1歳児へのおすすめ幼児教育】
◎周りを指さしての言葉かけ
1歳児は聴力が発達してくる時期でもあります。たくさんの言葉をかけてあげることで、言葉を覚えたり、コミュニケーション能力をつけることができます。
◎絵本の読み聞かせ
親子の親密感が増すことのできる絵本の読み聞かせ。絵本によって、感情が豊かになったり、想像力を育てます。
読み聞かせは、集中力も育みます。最初は、集中できなくとも次第に最後まで夢中になって聞いてくれるようになります。
絵本を選ぶのもなかなか大変!という方は、通信教育の「ベビーくもん」がおすすめです。
ベビーくもんは、おうちでの教材「baby Kumonセット」+月1回の面談「おうちでBaby Kumonタイム」の2つの受講方法で構成されています。(おうちでBaby Kumonタイムは、教室もしくは電話かZ00Mを選べる)
☆baby Kumonセット☆
・ことばのやり取り遊び『やりとりぶっく・カード』
・さまざまな世界観に触れられる『えほん』
・聞かせる&見せる『うたぶっく&CD』
・育児冊子『やりとりレシピ』
画像:べびーくもん
毎月1冊届く絵本は、baby Kumonオリジナルのストーリーです。
くもんは、読み聞かせについてとても力を入れており、3歳までに1万冊の読み聞かせを推奨しています。
▶▶▶ベビーくもん公式HP
◎フラッシュカード
カードに描かれている絵の名前を読み上げて高速でめくっていく「フラッシュカード」は右脳教育を行う幼児教室などでよく使われています。
短時間でたくさんの情報を与えることで、読み書きができるきっかけになるとも言われています。
右脳教育で有名な「七田式」では、0歳児向けからの多種多様のフラッシュカードが用意されています。
▶▶▶七田式オフィシャルストア
とはいっても、フラッシュカードはその名の通りに、1枚1秒以下のスピードで「フラッシュ」させることでその効果が出せます。
七田式教育のフラッシュカードのやり方のコツを教えてくれるYoutube動画を見つけましたので、参考にしてみてください。
ご自分では難しいと思う方は七田式などの幼児教室へ通うことも検討してみてはいかがでしょうか?
1歳児に、「家庭で勉強をしていきたい!」という方はこちらの記事も参考にしてください。
家庭外で行う幼児教育
家庭外で行う習いごとは、家庭で取り組める幼児教育の補助的な役割を担うものと考えてみると良いでしょう。
「子どもに何が向いているのかわからない」「どんなことに興味があるのかな?」と悩んでいる時に、家庭以外での世界を見せてあげることができます。
家庭以外の場で、たくさんの人と交流をして刺激を受けることができます。
1歳児の習いごとの種類としては、次のようなものがあります。
知育系・・・英会話や幼児教室など
芸術系・・・ピアノ、お絵かきなど 運動系・・・体操教室やスイミングなど |
公園や児童館などの場所で、ほかの子どもとかかわりながら遊ぶことも社会性を育む大切な幼児教育です。
そのほかに、幼稚園受験や小学校受験の対策のための“受験系”の幼児教室もあります。
子どもの可能性をできるだけ伸ばしてあげたいのは、親として当たり前のこと。
2021年に行われたカジナビによる「子供の習いごと」に関するアンケート調査(小学生までの子供を持つ732人を対象に実施)によると、0歳で17%、1~3歳で36%という結果でした。
1歳児から習いごとを始めようとしているご家庭は、かなり多い比率となっていて、かなり早い時期から子どもの成長に合わせた習いごと選びをしているようです。
1歳児からの幼児教室
こちらでは、1歳児ができる習いごととして「幼児教室」について取り上げてみたいと思います。
幼児教室は、それぞれの教育メソッドや教育方針をもとに、様々なカリキュラムが用意されており、発達段階に合わせて教育を行っています。最近では、特定の運動や芸術、言語などの知識や技術を学べる幼児教室も増えています。
幼児教室というと、勉強のイメージをもたれるかもしれませんが、幼児教室で行われる「幼児教育」は勉強をメインにしているところは多くありません。それよりも、人間が生きていくために必要な能力を身につける知育を行う教育です。
日々、心身共に成長していく1歳児。その興味も日々変化していくので、何を習わすのかは悩ましいところです。
まだまだ自発的に「やりたい」とは言えない1歳児。まだまだ小さいからこそ、色々なことを経験できる「幼児教室」は、気に入って続けられる「何か」に出会える場となってくれるかもしれません。
1歳児のカリキュラムは「楽しい」と思える遊びの要素が強いものですので、学ぶことの楽しさを体感していけると思います。
子どもの才能や可能性を伸ばすために、ぴったりの幼児教室を見つけてあげられるといいですね。
1歳児から幼児教室に通うメリットとデメリット
【メリット】
1.具体的な教育方針が見えるようになる
世界各国の大脳生理学の研究で、就学前の6歳までの時期に人間の脳が最も成長する重要な時期であると明らかになってきています。
では、将来のために、この時期に何を学んだり、何を身につけるといいのかとなると悩ましいところです。
この時期の環境を整えてあげることで、将来の学業や性格を左右するとも言われているので、6歳までに適した環境づくりは重要です。
幼児教室では、どんな教育をしてあげればいいのかがわかります。
幼児教室では発達段階に合わせて、知育遊びやスポーツ、さまざまな体験から子どもの好奇心が刺激されて、興味・関心が引き出され、子どもの潜在能力を伸ばしてくれることが期待できます。
なんとなく持っていたご家庭の教育方針が具体的な教育カリキュラムで、どのような活動や体験が最適なのかがわかかるので、わが子のどこを伸ばしたりサポートをしてあげればいいのかも見えてくることでしょう。
2.多角的な知育ができる
多くの幼児教室は、知育を目的としています。
単に遊んでいるようにみえても、発達状況に応じた課題を設定して、子どもの「やってみたい」という意欲を大切にして子どもの能力を育んでいきます。
遊びや音楽、スポーツなどのさまざまな知育活動によって、「考える力」を養っていくことができます。
直接的な学力を育てるカリキュラムではありませんが、就学後の学習ができる大切な土台つくりとなります。
3.社会性が身につく
また、幼児教室ではグループレッスンが基本になっています。
家庭内の環境とは違って、他の子どもたちと一緒に学ぶことで、コミュニケーション能力や協調性も身につけることができます。
教室で過ごす時間は、集中力をつけることにもなります。
4.プロからのアドバイスを受けられる
幼児教室では、教育のプロである先生からの客観的な意見や的確なアドバイスをもらうこともできます。
ママやパパだけでは見えない我が子の個性や得意なところについても見つかる場合もあるでしょう。得意なところを見つかった場合は、より専門的な教育を受けてさらに能力を伸ばしてあげられる可能性もあります。
【デメリット】
1.幼児教室に通うことがストレスになる
1歳児になると、自我が芽生えてきて、1歳半くらいには自立心が強くなり自己主張も強くなってきます。
「楽しそう」に思えるカリキュラムでも、子どもによっては幼児教室で行うような学習が嫌いという子もいますので、そうした子にはストレスとなってしまうこともあります。
また、他の子と比較してしまって、ついがんばるようにと声を掛けたり、イライラしてしまったりということも子どものストレスとなってしまう場合もあります。
親の側も、教室内に苦手な親子がいたり、ほかのママやパパのお付き合いに気苦労してしまったり、ストレスとなってしまうこともあります。
仲が良いママやパパとのお話をすることで気分転換ができるメリットもありますが、そうではない場合は適切な距離をとってお付き合いをしてトラブルに巻き込まれないようにすることも心しておきましょう。
2.費用が高い
家庭内での教育と比べると、はるかに高くなってしまいます。
教室によって月謝の値段はマチマチで約5,000円から20,000円くらい、受験対策の教室では約15,000円から30,000円となっています。さらに月謝以外の費用として、教材費や入会費、施設使用料などが必要となる場合もあります。
また、教室に通う交通費もかかってしまいます。経済的に無理のない範囲の教室を選ぶようにしましょう。
3.通うのが大変
幼児教室に通うのに、送迎をしたり、親自身が子どもと一緒にレッスンを受けたりしなければなりません。週に1回でも、小さい子どもと一緒に外出するのは本当に大変です。
泣いたり、ぐずったりする1歳児を毎回連れて通うのは、時間もとられますし、疲れてしまいます。できるだけ自宅から近い場所やふだんの生活圏内で、無理なく通えるところをなるべく選ぶようにしましょう。
1歳から通える、おすすめ幼児教室6選
1歳から通える幼児教室の中から、全国展開をしている人気の6教室をご紹介いたします。
それぞれの幼児教室の教育方針や特徴を解説しているので、参考にしてください。
気になった幼児教室には資料請求をするとともに、なるべく事前の体験レッスンを受けて、お子さんの様子をしっかり見て選んであげるようにしてあげましょう。
ベビーパーク
【教育方針】
「子どもを豊かに伸ばす教育法」で、子どもたちを叱らずにしっかり躾けができ、自信を持って育児に取り組むことができるようになります。育児は楽しいと実践の中で感じていただく。これが、ベビーパークの願いです。
画像:ベビーパーク
【特徴】
“お母さまのための親子教室”を掲げる、従来にはない新しいタイプの乳幼児親子教室です。
子どもだけではなく、親も育児を学ぶことができるレッスンなので、育児の悩み相談や、大脳生理学や発達心理学に裏付けされた育児のノウハウを学ぶ『マザーリング』という時間があります。
「親子の絆」を一番大切にして、愛情を土台に思いやりのある性格ののEQの高い子を育てることを目標としています。それとともに、「3歳までにIQ140以上に育てる」をキャッチフレーズとして掲げています。
『他のお子さんの発達と比較することなく、自分の子供の変化にのみ注目して、その発達に合わせた適切なレッスン』を教室でも家庭でも実施していくやり方を学んでいくことができます。
子どもたちは、月齢に合った遊びや、少し先取りした難しい遊びなど、脳の発達過程に合わせた良い脳を作るため数百種類ものアクティビティを行います。手指を動かしたり、体を動かしたりと、50分のレッスンの中でスピーディにまんべんなく学んでいくことができます。
ベビーパークのアップしているYoutube動画も併せてご紹介します。ベビーパークの教育が分かりやすく語られています。ほかにも、子育てのヒントになりそうな動画がたくさん上がっていますので参考になるかもしれません。
【対象年齢】
ベビーパークの対象年齢は、0歳2か月〜3歳です。
1歳児コースには、月齢によって3つのコースが用意されています。
1歳3カ月までが対象の「Bクラス」、1歳4カ月~1歳10カ月が対象の「Cクラス」、1歳11カ月以降が対象の「Dクラス」と目安の月齢に合わせて進級します。2歳半からは、別料金になりますが英語講座を受けることもできます。
【受講料】週1回50分の授業です。
入室金 | 15,400円(税込) |
レッスン料/月 | A~Dクラス 15,400円(税込) |
教材費/月 | 1,485円(税込) |
管理費/月 | 550円(税込) |
▶▶▶ベビーパーク公式HP
めばえ教室
【教育方針】
めばえ教室は、「豊かな知能と心を育てる」教育を実践しています。
子どもを主役として楽しく遊びながら、頭を使って考える経験をたくさんすること、講師があたたかく関わり、認めてほめてあげることを大切にしています。お子様の「知」「情」「意」を豊かに育くんでいきます。
画像:めばえ教室
【特徴】
めばえ教室は、1979年に創設された約40年の老舗の幼児教室です。運営会社は、学研エデュケーショナル。
「幼児教室」についての顧客満足度調査のイード・アワード2022で、めばえ教室は総合満足度で最優秀賞に選ばれています。また「授業プログラムが充実している幼児教室」の部門賞にも選ばれています。
画像:株式会社イード
めばえ教室は、全国各地に約250教室あり、イトーヨーカドーや地方のショッピングセンターと提携し、全国どこからでも通いやすいのが特徴です。
めばえは、小規模な定員のクラスで、コース別に4~10名までの定員を設けています。クラスの人数によっても違いますが、講師2名が受け持ちます。しかも、すべて保育士資格や幼稚園教諭、もしくは小学校の教員免許を持っており、実際に勤務経験もある講師です。
めばえ教室では、知能を育てる3つの柱として『図形』『概念』『記号』の3領域を楽しく遊びながらバランスよく伸ばし、生涯にわたって大切な柔軟な思考力の基礎をつくります。
めばえ教室では、年齢別に開発された、具体物が中心の教材となっています。一人ひとりの個性に合わせた教材でいろいろな遊びを展開していきます。
他の幼児教室よりもぐっと月謝が安いところが魅力です。ただし、別途の教材費は最初に1年分を買い取るシステムで、途中で退会しても教材費は返金されません。
画像:めばえ教室
【対象年齢】
子どもの知能と知力を総合的に育てる知能教育コースは、1~7歳が対象です。1~2歳の子には「にこっとクラブ」コースがあります。
「にこっとクラブ」は、親子そろって歌遊びやリズム遊びをしながら探求心や好奇心の「芽生え」を促すコースで、1回40分・年36回+個人面談2回のスケジュールで実施されます。
面談では、子供のできていることや、逆にできないことなどを話してもらえます。
オリジナルの独自開発された「五感を刺激する」カラーキューブや指人形などのおもちゃなどの教材や、「知的好奇心をくすぐる」形・色・数・言葉に触れられる教材を用いて、見る」、「聞く」、「触る」といった経験で伸びる力を引き出していきます。
画像:めばえ教室
めばえ教室では、2歳のクラスからお子さまのみをお預かり(母子分離)することになります。
「にこっとクラブ」の実際のレッスンの様子のYoutube動画をご紹介いたします。
【受講料】週1回40分の授業です。
入会金 | 6,600円(税込) |
レッスン料/月 | 6,380円(税込) |
教材費 | 22,000円(税込) |
▶▶▶めばえ教室公式HP
ドラキッズ
【教育方針】
ドラキッズでは、集団の中で人と関わりながら、「できた!」「わかった!」というこころが動く体験を繰り返し行い、「もっと知りたい!」「やってみたい!」という主体的な学びの姿勢を育みます。
画像:ドラキッズ
【特徴】
ドラキッズは、1986年開設にされていて30年以上の幼児教室としての歴史があり、全国各地に約230教室あり、有名ショッピングセンターや百貨店の中に開設しているため、通いやすさでも人気です。
イード・アワード2022で、ドラキッズはめばえ教室とともに総合満足度で最優秀賞に選ばれています。また「先生が良い幼児教室幼児教室」、「面倒見が良い幼児教室」の部門賞にも選ばれています。
画像:株式会社イード
ドラえもんがキャラクターの小学館の幼児教室「ドラキッズ」。ドラえもんが色んな所で登場する教室や教材で登場するので、ドラえもんと一緒に楽しく勉強ができます。
ドラキッズの授業時間は、60分なのでほかの幼児教室と比べて長めで、その中にいろいろな活動が詰まっています。1回のレッスンで、絵本の読み聞かせや制作活動、運動、英語・リズムなどの短いアクティビティをいくつも行い、子どもが飽きない工夫がされています。
画像:ドラキッズ
ドラキッズの講師は、全員が幼稚園教諭や保育士などの有資格者。少人数定員制(定員12名、親子同伴クラスは8組)で、先生2人体制となっているため、きめこまかな対応をしてもらえます。
【対象年齢】
1歳~小学3年生までのドラキッズ。満1歳の子には、「ClassBaby」、1~2歳の子には「Class1」のコースがあります。それぞれのコースのポイントは、以下の表にまとめています。
Class Baby |
|
Class1 |
|
「Class1」の実際のレッスンの様子の動画をご紹介いたします。
ドラキッズでは、年齢に応じたクラス設定で、「プレイフルラーニング」から「アクティブ・ラーニング」へとつながるステップ型の楽習プログラムを実践しています。
1歳児は、プレイフルラーニングで学ぶ時期で、運動や絵本の読み聞かせ、制作活動、英語の歌やリズムなどの色々な活動を通して興味や関心を育みます。
1歳児は、親子で一緒に学ぶクラスとなっていますが、class1(1〜2歳)の途中から、母子分離が始まり、最初は5分だけ、そして10分、20分と徐々に母子分離の時間を伸ばしていきます。
画像:ドラキッズ
【月謝】週1回60分の授業です。
入会金 | 11,000円(税込) |
レッスン料/月 | 8,800円(税込) |
教材費・教室運営費 | 別途(地域で異なり、1年で約2~5万円程度) |
▶▶▶ドラキッズ公式HP
講談社こども教室
【教育方針】
講談社こども教室は、ひとりひとりに寄り添い、考える力、できる喜び、あきらめない心を育む教室です。
「生きる力の根っこをつくる」というのが講談社こども教室の教育理念となっていて、すべてのこどもが持つ〝無限に伸びようとする力″を、いっしょに、ゆっくり、じっくり、ずっと育てます。
【特徴】
講談社グループの講談社こども教室は、全国に約130教室あり、多くの教室がショッピングモールやスーパーの中にありますので、通いやすいのが特徴です。
1985年創業で、30年以上の実績を基盤にしながらも、最新の脳科学に基づく指導方法も取り入れているそうです。
最大の特徴は、子ども一人ひとりの個性を大切にし、子どもたちの自ら進んで学ぼうとする力と社会性を伸ばす独自のカリキュラムであること。おもしろいだけじゃなくて、将来の役に立つだけじゃなくて、創り出す喜びや考える楽しさも、みんなつめこんだちょっとよくばりな教室です。
0~6歳の『 幼児知育コース』は、少人数のクラスでオリジナル教具を使い、 夢中になって遊ぶことで成長を促します。 概念(言葉、言葉の意味)・図形(形、方向)・記号(数、文字、色、 など)をバランスよく組み合わせたカリキュラムとなっています。
教材は、子どもが実際に手を動かして学べる具体物が中心で、「見て」「触って」「持って」五感を最大限に刺激する教具を使用しています。
画像:講談社こども教室
レッスンとは別に、「マザーリング」が行われているのも特徴です。
レッスン終了後の5分程度、レッスンでの様子やレッスン内容、 ご家庭での学習方法などを先生がお話してくれます。
画像:講談社こども教室
他のコースとして、0~2歳の『はじめての英語クラス』、1~2歳クラス、2~3歳クラスの英語英会話のクラスを設けている教室もあります。
【対象年齢】
幼児知育コースの1歳児は、0~1歳クラスまたは、1~2歳クラスがあります。
ねらい | レッスン例 | |
0~1歳クラス | 好奇心とすばらしい吸収力を活かし、五感を刺激する |
|
1~2歳クラス | 名前を呼ばれて返事をする、母子分離(1歳児後半から母子分離が始まります。) |
|
「 幼児知育コース」の実際のレッスンの様子のYoutube動画をご紹介いたします。
【受講料】1回50分の授業です。
入会金 | 3,000円(税込) |
レッスン料/月 | 月2回 6,050円(税込) 年36回 8,800円(税込) |
教室運営費/年 | 6,600円(税込) |
▶▶▶講談社こども教室公式HP
幼児教室コペル
【教育方針】
“子どもたちがみんな持っている、天才的潜在能力を引き出します。”というのがコペルの教育方針です。
子どもたちを育む8つの思想をもとに、遊びを通して左右の脳を刺激し、「潜在能力」を無理なく、楽しみながら引き出す学びを実践しています。
知性と感性をバランスよく伸ばしていくコペル幼児教室は、東北大学との共同研究で、コペルの教育が子どもの認知能力(IQ)・非認知能力(QOL)を伸ばすことが実証されたそうです。
画像:幼児教室コペル
【特徴】
コペルの最も大きな特徴としては、業界NO.1を誇る大量の多種多様なオリジナル教材です。コペルのHPでも、1年で使うオリジナルの教材はコンテナ96個分と紹介されているほど。
画像:幼児教室コペル
イード・アワード2022で、コペルは「コスパの良い幼児教室」の部門賞を受賞しています。
受講料だけを見ると高い方となるコペルですが、受講料の中には、レッスン中や家庭での課題教材がすべて含まれていて、その他の料金は発生しないので詳しく比較してみるとコスパが良いと言われるのも納得できます。
レッスンは、集中力が続かないといわれる幼児期の子どもの好奇心・探求心を引き出すのみならず、専門の講師によるスピーディでテンポのいい楽しいレッスンで、手を替え品を替え、毎回新しい刺激で楽しく学ぶことができます。
そのレッスンについて、コペルの公式HPによると次のように書かれています。
私たちの教室では、子どもの前の机のことを“ステージ”と呼んでいます。そして、毎回の専門講師によるスピーディなレッスンを“楽しいショー”だと考えています。
たとえば、1歳児のプログラムとして、始まりの歌、お名前呼び、自立訓練法、手遊び&スキンシップ、右脳トレーニング、今月の童謡、フラッシュカード、英単語、知育ソング、色・形のマッチング、大小の理解、音の理解、手先トレーニング、あいうえおの歌、ひらがな絵本、文字さがし、数字の歌、百玉そろばん、おりがみ、終わりの歌など2〜3分毎に新しいカリキュラムをこなしていきます。
コペルの教育について、よくわかるコペル30周年記念のYoutube動画をご紹介いたします。
クラスは、定員6名に対して講師1名の少人数クラスです。
画像:幼児教室コペル
また、授業の最初に行われる「マザーリング」は、教室によってやるところとやらないところがあるようですが、毎週違うテーマで、保護者に向けた教育や子育ての指導、カウンセリングなどの内容です。親が学べる場として
【対象年齢】
コペル「幼児コース」は、0~6歳が対象で、月齢別のレッスンを行っています。授業時間は、0~2歳は50分、3~6歳は60分です。コペルでは、5歳クラスから母子分離となります。
幼児コースのほかに、2~4歳の幼稚園受験コース、発達の遅れが気になる子ども向けのクラス「児童発達支援スクール コペルプラス」もあります。
【受講料】月4回、1回50分の授業です。※エリアによって料金が異なります。
入室金 | 16,500円(税込) |
レッスン料/月 | 17,600円(税込) |
管理費/月 | 2,200円~(税込)※3歳以上 |
コペルでは、教材購入は前提とされておらず、定額受講料金となっているため月額料金以外は一切かかりません。
▶▶▶コペル幼児教室公式HP
七田式幼児教室
【教育方針】
「認めて、ほめて、愛して、育てる」という理念のもと、子どもの好奇心をふくらませ、可能性を引き出し、伸ばしていく「心の教育」を大切にしていています。
高い学力を育てるだけではなく、数値では計ることのできない「やる気」「忍耐力」「協調性」などの「非認知能力」を育てることができます。
【特徴】
日本における幼児教育の草分け的存在の七田式教室。「右脳教育と言えば七田式」と言われる七田式メソッドは、日本だけでなく世界にも広がっている教育法です。
幼児教育で60年以上の実績があり、世界17か国に幼児教室を展開しています。
その特徴としては、独自の右脳トレーニング方法です。
右脳の働きが優位な3歳までの間にフラッシュカードを使った記憶力への刺激や、イメージトレーニング、1000コマ暗記、手先の巧緻性を高める教材などを使って右脳を活性化させることで、子どもの能力を最大限に引き出せると言われています。
また、七田式では「完全個別型のカリキュラム」も特徴です。
同じ年齢の子供でも、子供によって適した指導法は異なるもの。一人ひとりの年齢や特性に合わせたカリキュラムを作成してくれるので、効果的・効率的な幼児教育が可能となります。また、3ヶ月に1度のペースで能力検定が行われ、どの程度成長しているのかをチェックすることができます。
教室に対する利用者の評価として、顧客満足度調査のイード・アワード2021では4部門で部門賞に入るなど現在も高い評価を得ています。( 教材がよい幼児教室/授業がよい幼児教室/効果がある幼児教室/授業プログラムが充実している幼児教室)
七田式は、「七田式プリント」の教材でも有名ですが、豊富で多様なオリジナル教材を使用して行われます。ロングセラーの商品もたくさんある七田式の教材は、一般販売もされています。
1クラスの定員は最大6名までの少人数。
講師は、全員七田式の講師認定試験に合格していたプロ講師。七田式の幼児教育をしっかりと理解した講師が、1人ひとりのペースや個性を把握して上手に引き出してくれます。
【対象年齢】
七田式教室「幼児コース」は、0歳6か月~6歳が対象で、月齢や年齢別のレッスンを行っています。
どの年齢も50分の授業時間で、年長クラスまではお家の方も一緒の「親子同室レッスン」です。「抱きしめ」などの愛情表現を伝えられるカリキュラムもレッスンには含まれています。愛情を注ぐことで、お子様の心を豊かにさせ、結果的に脳の成長を促進させることが狙いとなっています。
七田式では、多彩なレッスンをテンポよく行い、いろいろな遊びをしていくので1歳児でも集中することができます。
七田式は絵カードやドッツカードのフラッシュカードが有名ですが、椅子に座って勉強するだけではなく、手先や体を使った取り組みも行われ、脳に良い刺激を送ることで思考力の土台が育てていきます。
画像:七田式幼児教室
【受講料】1回50分のレッスンを年間43回行います。
入会金 | A地区 22,000円(税込) B地区 16,500円(税込) |
レッスン料/月 | A地区 15,400円(税込) B地区 13,200円(税込み) |
教室維持管理費/月 | 2,420円(税込み) |
教材費 | 実費 |
▶▶▶七田式幼児教室公式HP