2歳児の家庭学習の勉強方法

お絵かきをする2歳児

2歳から「家庭学習」をさせたいという親御さんも多くいらっしゃると思います。
2歳児に適した家庭学習をすることで、将来の学習能力に大きく差が出ます。
2歳児は、家庭学習としてどのような勉強方法をとればいいのかについてお伝えいたします。

2歳とは、どんな頃?

2歳児は、自我が芽生える時期で、「魔の2歳児」と言われるように、親の言うことを聞かない場面が増えてきます。イヤイヤ期とも呼ばれていますが、これは心の成長の証です。

体も成長をしてきて、スムーズに歩いたり走ったり、手先も器用になってくる頃です。そうした「できること」が増えていくことで脳もどんどん成長をしていきます。

何でも吸収していく時期なので、このタイミングに色々なことを教え込みたいとつい思ってしまうかもしれません。ひと昔前には、この時期に知識を詰めこむ、勉強をさせることが主流でした。

ですが、最近では2歳の自我が目覚めだす時期は、その子が興味を持ってできることを探してチャレンジさせることが大切だとされています。

この頃に自らチャレンジするということが上手くいけば、成功体験として自信となり、さらには自立心や自発性を発達させることにつながっていきます。

親御さんは、チャレンジする時には見守ってあげて、諦めそうな時には励まし、上手くいった時にはホメてあげるようにしましょう。
イヤイヤ期の子供に途方にくれる母親

2歳児におすすめの勉強方法

2歳頃になると、それぞれの子どもの好きなことがあらわれてきます。
言葉や数字に興味を示しだしたり、スポーツをすることが好きという子もいると思います。

色々なことを学んで欲しいとは思いますが、まずは、わが子がやって「楽しい!」「もっとやりたい!」と思う勉強を見つけてみましょう。

 

2歳児の勉強のおすすめとしては、「手先を使った遊び」「絵本・読み聞かせ」「パズル」「プリント教材」「通信教材」などがあります。

手先を使った遊び

手先、指先を使うことで神経が発達していくので、脳に刺激を与えてくれます。集中をして指先を使うことで、思考力や言語力、運動能力を育てていきます。

 指先を動かす遊びとしては、ひも通しや積み木遊びやシール遊び、折り紙、お絵かき、運筆などがあります。2歳児の後半になったら、はさみを使うことにも挑戦してみるといいでしょう。

絵本の読み聞かせ

子どもの語彙力や感情を豊かにしたり、想像力を育むことができるのが絵本の読み聞かせです。

最初は、子どもの集中が続かずに、最後まで読み終わることができないかもしれません。ですが、読み聞かせは習慣化すると子どもの集中力が次第についてきて夢中になって聞いてくれるようになります。

始めは、動物や乗り物など子どもの好きなものや面白く楽しい本を選んで読んであげてましょう。

パズル

パズル遊びは、指や手でつかむパズルを使ってピースを完成させる遊びです。

パズルは、色や形を覚えたり、物の組合せを覚えることで脳を活性化させます。集中力や記憶力を伸ばすのにも役立ちます。

簡単なパズルができるようになったら、難易度を上げたパズルや立体的な積み木に挑戦してみるのも良いでしょう。子どもが自力で完成できる位の少し難しいものを選ぶと、子どもも完成した時に達成感を得られ、またチャレンジしようという気持ちになるようです。
パズル

プリント・ドリル教材

2歳児が対象となったプリントやドリルは様々な種類のものがあります。

椅子に座って勉強をする習慣も少しずつつけていく意味でも、楽しく遊んで続けられるようなものを選んで、できれば短時間でいいので毎日プリントやドリルをやっていくといいでしょう

市販のプリントやドリルは、オールカラーで可愛いイラストやシールがたくさんあるものも多いので、そうしたものから始めて、子どもがハマってくれて「もっとやりたい!」となったら、ネット上の無料でダウンロードして利用できるものもありますのでそちらを利用するのもおすすめです。

通信教材

2歳から学べる通信教材は、色々なものが出ています。

2歳向けの通信教材は、プリントやドリルのもの、絵本や玩具もついてくるもの、タブレットで学ぶものなど様々です。イヤイヤ期であっても、意外と学ぶことは好きで取り組むという子はたくさんいます。

自ら机に向かうような子どもにあったものを見つけてあげられるといいですね。

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