2022年幼児通信教育教材の種類を比較してご紹介します

幼児 学び

幼児通信教育教材の種類を比較してご紹介いたします。

沢山ある幼児通信教育教材から種類を絞ることで、わが子に合うのはどれか比較して検討しやすくなると思います。

幼児通信教育教材を選ぶ際の5つのおすすめポイント!

幼児通信教育教材の種類を比較2

幼児向けの通信教育の教材といっても、たくさんの種類があります。次にご紹介する5つのポイントから、考えて選ぶようにしましょう。

  1. 幼児向けの通信教育教材を知る
  2. 子どもが楽しく感じられるか?
  3. 各教材の難易度を把握する
  4. 教材の料金を比較する
  5. 気になる教材は無料体験してから

幼児向けの通信教育教材を知る

幼児からできる人気な通信教育教材は15教材ありますが、ただ名前を並べても分かりづらいので目的別にご紹介していきます。(同じ会社の教材でも別のコースとなっているものもあります。)

どの教材が良いかは、何を目的にするかによって変わってきます。こちらでご紹介する目的を参考にして、「ご自分のお子さんに経験して欲しいのはどんな内容か?」を考えてみてください。

◎小学校入学準備、学習習慣をつけたい

最初にご紹介するのは、総合的な学習のできる4教材です。

家庭学習が初めての子でも取り組みやすいのは、「幼児ポピー」「こどもちゃれんじ」です。

教材名 対象年齢
幼児ポピー 2歳~年長
こどもちゃれんじ 0歳~年長
すまいるぜみ 年少冬~年長
がんばる舎すてっぷ 2歳~小学1年生

◆幼児ポピー

「幼児ポピー」は、トップクラスの価格の安さでありながら、子どもが楽しみながら取り組める工夫が満載の教材です。カラフルでかわいいテキストで工作ができたり、シールがたくさんあったり、「楽しい!」という気持ちを子どもに抱かせて学習習慣をつけやすい教材です。楽しいだけでなく、脳科学専門家の篠原菊紀氏、幼児運動の専門家の栁澤秋孝氏による監修と指導により、「こころ・あたま・からだ」バランスよく育てていく教材設計をなされています。また、年中、年長になると「もじ・かず・ことば」などの入学準備にもできる内容となっているため安心して学ばせることができます。

◆こどもちゃれんじ

「こどもちゃれんじ」は、人気の幼児向け通信教育教材でエデュトイと呼ばれる知育おもちゃによって、いつの間にか遊んでいるうちに学習を進めることができます。

デジタル教材と紙教材のボリュームも多く、教材の豊富さではナンバー1です。看板キャラクターの“しまじろう”によって生活習慣まで身につくこと教材としての評価が高くあります。

ただし、教材の多さから物を増やしたくない方には不評です。

◆すまいるぜみ

「すまいるぜみ」は、タブレット教材なので机に向かうのはイヤという子でも進んでやりたがるので、もっともお勉強の習慣づけがしやすい教材になります。ただし、タブレットがまだうまく使えない年少以下のお子さんなら、まずは「学ぶことの楽しさを知る」ことのできる「こどもちゃれんじ」「幼児ポピー」の2択となります。

「すまいるぜみ」は、文字の書き方や数の数え方だけでなく、全10分野を1つのタブレットで学べます。タブレット端末ならではの動きのある視覚的なアプローチのため、夢中で取り組んでくれる子も多く、問題を読み上げたり、自動で添削をしてくれる機能もあるため親の負担も少なくて済みます。

◆がんばる舎すてっぷ

「がんばる舎すてっぷ」は、プリントのみの教材で、その分価格も最安なのですが、学習の習慣づけができていないうちは難しく、すぐに飽きてしまう可能性があります。価格の安さと内容の充実度で、他の教材と併用されることも多い教材です。

地頭をよくしたり、思考力を伸ばしたい

「将来頭のいい子になって欲しい」という方には、すぐに文字や数を覚えるお勉強というよりも、自分で考える力を考える力を養ってくれる次にあげる教材を検討してみてください。

教材名 対象年齢
Z会幼児コース 年少~年長
こどもちゃれんじ思考力特化コース 年中~年長
ワンダーボックス 年中~小4
グルービーラボ(ジュニアステミスト) 4~7歳

◆Z会幼児コース

「Z会幼児コース」のワーク型教材の問題は、他の通信教育と比べても少し頭を使って考える問題が多いです。

「Z会幼児コース」は、幼少期の興味関心を刺激するような生活の中での体験を重視しています。親子で取り組む体験型教材である「ぺあぜっと」料理、工作、自然、言葉遊び、生き物、科学などの分野に実際に五感を使って取り組んでみることによって感じた疑問を解決しようとする意欲が思考力の向上、Z会の提唱する「あと伸び力」の向上につながるという教材です。親にとっては負担になるという声もありますが、後には良い思い出となることでしょう。

◆こどもちゃれんじ思考力特化コース

「こどもちゃれんじ」の年中コースと年長コースには、通常の「総合コース」の他に思考力を鍛えるためのコース「思考力特化コース」もあり同じ受講費でどちらかを選ぶことができます。エデュトイのお届けは年に1回だけの代わりに、ワークを中心にレベルの高い思考力問題に多く取り組むことができます。

◆ワンダーボックス

「ワンダーボックス」は、デジタル×アナログの教材(アプリ、ワーク、トイ教材)で子どもの思考力・創造力・意欲を育む教材で話題のSTEAM(Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つの領域)を重視ししています。入学に備えた勉強に直結した内容ではなく、あくまでも思考力を育てることを重視した「IQを高める」教材です。

◆グルービーラボ

グルービーラボ」は、STEAM教育最先端のアメリカ発のSTEAM教材です。ふだん生活している場で使われている科学技術を理科実験キットでを毎月自宅で行う中、子どもの「やってみたい」を引き出して、自分で考える力を育んでいくことができます。分かりやすい実験の解説は、日本語と英語の2か国語で聞けるので英語の勉強にもなります。

◎特化した学習、先取り学習をしたい

「RISUきっず」は、算数に特化した教材です。算数は苦手、キライという子の多い教科なので、幼児のうちに数字への苦手意識がなくなったり、得意になってくれると嬉しいですよね?「先取り学習」もできる教材です。「七田式通信教育幼児コース」は総合的な学習ができる教材ですが、「右脳」教育による英才教育のできる教材です。

教材名 対象年齢
RISUきっず 年中~年長
七田式通信教育幼児コース 0歳~年長

◆RISUキッズ

「RISUキッズ」は、専用タブレットで学ぶ算数に特化した通信教育です。スモールステップで無理なくレベルアップしていき、進められるなら進めたいだけ先の課題に取り組むことができます。算数の基礎から始まり、小学1年生の算数前半までをしっかり先取りすることができるため、大手進学塾トップや難関中学合格者が多数出ているため、中学受験や難関大学を目指す家庭の受講が多いといわれています。

◆七田式通信教育幼児コース

「七田式通信教育幼児コース」は、右脳教育で有名な七田式の教材。「ちえ・もじ・かず・右脳・生活」の5分野を学んでいきますが、他の通信教材ではない右脳を育てる暗唱や瞬間記憶、高速計算などの学習もできます。月払いではなく、年会費での受講となり、知育玩具、プリント、CDなど多種多様な教材が一度に届きます。受講費は七田の教室に通うよりはずいぶん安いのですが、他の通信教材に比べるとかなり高額です。

◎小学校受験・中学校受験に備えたい

「モコモコゼミ」は、小学校受験・中学校受験に備えた教育がコンセプトの有名進学塾プロデュースの教材です。「天神」は、受験問題そのものが収録されている教材です。

教材名 対象年齢
モコモコゼミ 1歳~年長
天神 0歳~年長

◆モコモコゼミ

「モコモコゼミ」は、小受・中受にも対応したSAPIX提携のこぐま会の教材です。幼児教材の中でも、難易度は最高レベルです。

冊子教材のほか、カード、シール、ぬりえと教材のボリュームは少なめ。かわいい動物たちのキャラクターとなっているため、ワークに取り組みやすいと思います。

少しずつ難易度を上げながらこぐま会の「螺旋型カリキュラム」をし、着実に力がついていくのが特徴です。そのため、1歳~6歳までが対象となっていますが、最初の1~2歳対象のプチコースはエントリーコース、次年度の2~3歳のプレコースから本格的な勉強が始まり、月ごとに難易度が上がっていくので早めの年齢から受講するのがおすすめです。(カリキュラムは4月号からのスタートです。)

◆天神

「天神」は、買い切りタイプのPCやタブレットで学ぶ総合教材です。知識、数量、言葉、記憶、思考の5系統、59ジャンルまで10,000問を収録、学習状況などを見て、その子に合ったカリキュラムを自動で設定してくれる「学習ナビシステム」で学んでいくことができます。「お受験」モードの設定もあり、小学校お受験の対策問題も42単元3800問が収録されています。

◎英語を学ばせたい

英語学習については、小学3年生から英語教育が開始するようになったため英語の専門の通信教材以外でなく、幼児用の総合的な学習教材にも英語を盛り込むようになってきました。

といっても、「英語に触れる」程度ですので、「英語をもっとやりたい!」という方には、本講座にオプションで追加料金を支払う、または別コースとして英語を学ぶコースを利用すると良いでしょう。

(★マークは、英語専門教材)

教材名 対象年齢
スマイルゼミ 年少冬~年長
幼児ポピー 2歳~年長
モコモコイングリッシュ 0歳~12歳
Z会幼児コース 年少~年長
天神 0歳~年長
★ミライコイングリッシュ 0歳~8歳
★ディズニー英語システム 0歳~12歳
★楽天ABCマウス  3歳〜11歳

◆こどもちゃれんじ

「こどもちゃれんじ」では、英語コース「こどもちゃれんじ Englishを追加で申し込むことができます。

本講座と同様に遊び感覚で英語を学んでいくことができます。1歳~6歳まで、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をエデュトイやワーク、映像教材、絵本が連動して五感で学んでいきます。

2カ月に1回の届けで、5年間で中学で学ぶ英単語数と同じくらいの1,800語以上を学ぶことができます。こどもちゃれんじの本講座を受講している場合は、会員特別価格で2ヵ月で3,263円(6回分、または12回分一括払いの場合は2,933円)ですが、「こどもちゃれんじ English」のみの受講の場合は価格が2カ月で2,043円(6回分、または12回分一括払いの場合は3,637円)となります。

◆幼児ポピー

「幼児ポピー」では、年中コースの「あかどり」年長コースの「あおどり」でクレイアニメ「にこにこえいご」で簡単な英語フレーズを学べます。年中~小3までが対象のポピー Kids Englishを追加で申し込むことができます。ポピペンと呼ばれる音声ペンでテキストをタッチして、遊び感覚で英語に楽しく触れていきます。レベル1~3で構成され、約1,400語を学ぶことができ、小学校での学習だけでなく、中学英語の準備にもなります。各レベルとも月会費は、月額1,680円(税込)、年会費祓いなら18,480円とお安い価格設定です。(別途、音声ペン費用として3,300円)

◆モコモコゼミ

「モコモコゼミ」のオンライン英語教材「モコモコイングリッシュ」は、幼児~小学低学年の子が対象のかわいい動物のキャラクター達によるドタバタコメディアニメです。スマホやタブレットやPCで視聴することができ、楽しいオチのあるキャラクター達の楽しいやりとりはオールイングリッシュの本格的な英語教材です。クラス分けはなく、主にシャドーイング(聞いた英語を繰り返して発音するという手法を使って学んでいきます。

「モコモコイングリッシュ」は、小学校英語学習指導要領に準拠し、小3~6年の英語教科書に出てくる英単語や表現をほぼ網羅し、順を追って身に付けていけるように展開されています。月額980円(税込み)というお値段はリーズナブル。

◆Z会幼児コース

「Z会幼児コース」でも年中・年長コースにはご家庭のスマホやタブレットによって取り組むデジタル英語教材「きいてわくわくえいごパーク」が年4回配信され、1回10~15分の英語学習ができます。画面をタッチして音声を聞くことで、英語に親しんでいくことができます。

Z会の受講者は、「聞く」「話す」を強化できる子ども専門のオンライン英会話「リップルキッズパーク」を特別価格で利用できます。「Z会×リップルキッズパーク オンライン英会話」は、月1回のプランから週5回のプランまで6つのレッスンプランより希望に合ったレッスンを選べます。

◆すまいるぜみ

「すまいるぜみ」は、10分野を学べる総合教材ですが、幼児の英語学習としても高い人気があります。「すまいるぜみ」は、通信教育についての顧客満足度調査イードアワード2022の子供英語教材の未就学児と小学生の部で、全体の「最優秀賞」、子供が好きな英語教材」「継続しやすい英語教材」の部門賞を受賞しています。毎月4~5つくらいの講座数をネイティブの発音で学べ、「見て、聞いて、話して、動かす」を体感して学ぶことができます。

さらに、英語を学びたいという場合は「スマイルゼミ英語プレミアム」の追加を検討してみては?こちらの講座は、本来は小学生1年生以上が対象となっていますが、幼児コースでもオプション講座として受講可能です。英会話はできませんが、英単語のリスニングや発音、簡単な短文を学んでいくことができます。月額の費用も本講座と別に748円(税込み)とお安い値段で受けることができます。

◆天神

「天神」は、教材が配信される方式ではなく、あらかじめ10,000問がタブレットに収録されていて、インターネットの接続無しでも使える教材です。学べる5分野のうち、“言葉”の分野に英語が入っていて、アルファベットの読み書きからフラッシュカード、フォニックスまでかなり幅広く入っています。

「天神」は、一括で購入する初期費用は高額でパソコン版で327,800円、タブレット版で371,580円になります。兄弟で使っても追加料金は不要なので、兄弟で使用する場合は使いまわせるので、一人当たりのコストは下がるのでお得感はあります。

天神は通常コースとは別に、英語集中コース「First English」を追加することもできます。アルファベット・フォニックスから英会話上級の内容まで6レベルまであり、各レベルごとに申し込み可能です。各レベル40,000円で、1~6までのセットは200,000円です。

◆ミライコイングリッシュ

「ミライコイングリッシュ」は、0~8歳が対象のDVDとCDがセットになった英語教材。「毎日見るだけ30分」で英検Jr.(小学校高学年レベル)の英語が身に付くカリキュラムになっています。オールイングリッシュで、文法やフォニックスまで学べます。見るだけの教材なので、親の負担感が無いのがポイントです。

無料で利用できる「ミライコオンライン」は、プリント、絵本、クイズ、動画も用意されています。

同様の商品で競合となっていたベネッセの「ワールドワイドキッズ」が2022年11月をもって販売を終了したため、ディズニー英語システム以外ではこちらの商品一択となってしまいました。

◆ディズニー英語システム

子ども英語教材で有名なのは、何といっても「ディズニー英語システム」ですが、大変高額な教材です。日本の高校卒業までに習う基本的な英文法をほぼ網羅しているので、上手くいくとバイリンガルレベルまで、小学校入学前にはある程度の会話ができる位までになれる子がたくさんいます。楽しいイベントも多く、モチベーションも保ちやすいのですが、そのイベントの費用も掛かるので、相当本気で取り組む必要があります。

◆楽天ABCマウス

「楽天ABCマウス」は、3歳からパソコン、スマホ、タブレットでアプリで英語が学べる学習教材です。子どもたちが母国語を学ぶのと同じ自然な順序の「相手の話を聞いて理解する」「人に伝わるように話す」「文章を読む」「文章を書く」で英語を学習していき、英検4級相当までレベルに応じて【ステップ・バイ・ステップ学習コース】というプログラムで段階的に学習をしていくことができます。ゲームや絵本、塗り絵など6,000以上のアクティビティが使い放題で月料金が1,980円、1年プランなら14,800円と格安。(キャンペーンにより変動)

無学年制で、レベルに合わせて楽しく学んでいくことができます。ディズニーコンテンツもあるのが嬉しいですね。

1アカウントについて、子ども3人まで契約できるコスパ最強の英語教材です。

子どもが楽しく感じられるか?

1番考えたい点としては、「子どもが楽しく前向きに取り組めるか?」です。

「楽しい」と感じる遊びをしている時の子どもの吸収力は特に高く、学力や脳の成長に繋がるというのは、多くの脳科学の研究ですでに証明されています。

子どもが楽しみながら取り組める内容を選択するのがポイントの一つになります。

各教材の難易度を把握する

それぞれの教材には難易度の違いがあります。レベルが合った教材を選ばないと、どんなに良い教材でも子どものやる気が起きません。個人差があるので、どの子にとっても同じ感想となるわけではないのですが、一般的には下記のような難易度となっています。

【初心者からスタンダード】

幼児ポピー、こどもちゃれんじ、すまいるぜみ、がんばる舎、RISUキッズ

【難易度の高め】

Z会幼児コース、モコモコゼミ、こどもちゃれんじ思考力特化コース、天神、ワンダーボックス、グルービーラボ

同じ教材でも、年齢の低いうちは難しくないのに、進んでいくと少しずつ難易度が上がっていき、最終的にはハイレベルになるタイプの教材もあります。(Z会幼児コース、モコモコゼミ)

【先取り学習OK】

対象年齢や学年を関係なく、自分の年齢よりも先の内容を学習する「先取り学習」をしていきたいという方もいらっしゃるでしょう。

子どもの興味ややる気が強い場合は先取り学習をしていくのは良いのですが、基本は年齢や学習のステップを踏んでいくことで着実に力がついていくので、あまり焦ることなく、子どものやる気をよく観察して。

お勉強が進んでいる子や4月生まれの子で、レベルが優しすぎて内容が物足りないような方は下記の教材なら先取り学習をすることができます。(厳密に言うと、他の教材でも上の年齢の先取りはできるのですが、先取り学習をしやすいシステムの教材をご紹介します。)

◎タブレット学習の「すまいるぜみ」、「RISUきっず」、「天神」

タブレット学習ならでは、お子さんが興味や関心が高くたくさん勉強をしたい!という子は先に進んでいくことができます。

◆すまいるぜみ

「すまいるぜみ」は、総合的な学習にプラスして英語も学べ、年齢に関わらず勉強する学年を選べる、無学年式学習で進んでいくことができます。また、申し込み後は1学期から3学期までの内容が学べるので、好きなところだけを学ぶことができます。

◆RISUきっず

「RISUきっず」は、算数に特化したタブレット教材で無学年式学習で進んでいくことができます。受講者の75%のお子さんが、学年より上のステージを先取りしているそうです。

◆天神

天神は、0~6歳までを対象にした教材で無学年制です。学習制限を設けずに、簡単な問題から受験レベルまで知識、数量、言葉、記憶、思考の5系統、59ジャンルまで10,000問から「これがしたい!」と思う内容をいつでも学べるのが特徴です。

◎タブレット学習+紙教材の「ワンダーボックス」

話題のSTEAM教育のワンダーボックスは、プログラミングをはじめとする多様な教材で思考力・想像力を育む教材です。多くの教材は無学年教材ですが、一部教材は4歳〜(年中・年長)と6歳〜(小学生)に分かれたものもあります。

◎プリント学習の「がんばる舎すてっぷ」

がんばる舎は、すてっぷ1(2歳レベル)~すてっぷ6(小学1年生レベル)に分かれています。学年ではなく、お子さんの成長に合わせてコースを選べる教材です。

1コースはNo.1からNo.12までの12冊で、1ヶ月に1冊取り組むと1年で終わり、利用中のコースが修了すれば、自動的に次のコースに進級するシステム。1年の途中でもコースを変更することもできます。

がんばる舎は、毎月教材が届くコースと、1年分の教材が届く「まとめ出し」コースがあるので、お子さんの発達にピッタリ合ったレベルを選びやすいです。

教材の料金を比較する

子どもの教材選びの優先順位として、料金は気になるところです。月々の料金が安い教材にも内容の良い教材もありますので、下記にご紹介しますので検討してみてください。

◎がんばる舎すてっぷ(紙教材)

毎月払いで950円、1年払いなら、1ヶ月分無料の10,450円!(税込み)

◎幼児ポピー(紙教材+デジタル教材※年齢による)

月980円~。2~3歳、3~4歳年齢で980円、4~5歳、5歳~6歳年齢で1,100円。(税込み)

半年払いで2.5%、年間払いで5%割引もあります。

◎楽天ABCマウス

英語を学ぶなら、「楽天ABCマウス」はアメリカ発の子ども向けオンライン英語学習教材。アプリをダウンロードしてパソコンやスマホで学ぶ「C」の料金は、楽天ID決済の場合1ヶ月プランで1,980円、1年プランなら14,800円。(初年度は特別価格の12,800円) Apple ID決済の場合1ヶ月プランで2,200円、1年プランなら18,800円。(税込み)

上記の決済の場合には、新規登録から2週間の無料期間もあります。

本・歌・ゲーム 等の5,000以上の豊富なアクテビティ で、1アカウント分の購入で3人まで利用できるので、お子さんが複数いらっしゃるご家庭ならお得ですね。

気になる教材は無料体験をしてから

幼児通信教材は、長く続けていくことで効果を得られる設計となっているので、できれば同じ教材を長く続けて学習していきたいもの。

とはいえ、やってみないと子どもと相性がいいのか、楽しく取り組めるのか、親の負担感はどの位なのかなどはわかりません。多くの教材は事前の無料体験ができます。

資料請求をすることで「無料サンプル」や特典をもらうことができます。無料サンプルは、本教材と同じ場合もありますが、量が少ないものであることが多いです。

もしくは「お試し入会」をしてみて、実際の教材を子どもと一緒にやってみることができます。「天神」は4日間、「RISUきっず」は1週間、「幼児ポピー」は10日間、「楽天ABCマウス」や「すまいるぜみ」は、2週間の無料体験、の無料体験ができます。ただし、解約時期を忘れると本受講となるため注意が必要です。

体験をしてみることで、親がやらせたいと思っていても、子どもの食いつきが悪い教材も分かります。

 

幼児通信教育15社を比較

対象年齢・費用・主な特徴について、幼児通信教育15社を比較してみました。

表内の通信教育教材名には、公式サイトへのリンクが貼ってあります。

公式サイト 対象 月額(税込み) 比較ポイント
幼児ポピー  2~6歳 980円~ コスパがとにかくいい
ワークのみ、工作づくりやモノづくりが多め
プログラミングも学べる(年中以降)

デジタル教材もあり(年少以降)
家庭学習の習慣づけをしたい
小学校入学前の準備をしたい
親子の関わりを大切にしたい
脳科学の検証に基づく

Z会 幼児コース 3~6歳 1,870円~ 思考力を伸ばしたい
「あと伸び」を重視
親の関わりを大切にしたい
英語学習サイト「きいてわくわくえいごパーク」を利用できる
難易度が高い
こどもちゃれんじ 0~6歳 2,280円~ 年齢に応じた知育玩具など豊富な教材
親子で楽しみたい
家庭学習の習慣づけをしたい
成長に応じて、多くのコースをプラスできる
親向けの情報も充実
こどもちゃれんじ思考力徳化コース 年中 2,480円~ 考える力を身につけたい
知育玩具や絵本はいらない
ワーク学習中心
難易度が高い
年長さんには、専用タブレットで学ぶ「じゃんぷタッチ」コースもあり(月額2,980円)
がんばる舎すてっぷ 2~6歳 800円 A4プリント用紙のみの教材
最安の幼児通信教育
子どものレベルにぴったりのレベルを学ばせたい
小1・2年レベルまで先取り可
1年分の「まとめ出し」利用も可能
すまいるぜみ

 

4~6歳 3,278円~ タブレットで楽しく学べる
基本から応用まで学習範囲が広い
親がついていなくてもいい
英語が標準でついている
RISUきっず 4~6歳 2,750円 タブレットで学べる
算数特化(全国トップレベルの子が受講)
無学年方式で先取りしてどんどん進められる
モコモコゼミ  1~6歳 2,662円 小学受験・中学受験に備えたい
小学校受験で有名な「こぐま会」の教材を用いている中学校受験で有名なSAPIXと連携
冊子教材と連携している学習サービスアプリ「モコモコちゃんねるで、子ども一人でも学習しいやすい(別途月1,078円)
ワンダーボックス 4~10歳 3,700円~ 思考力を伸ばしたい、IQを高めたい
理数系に強くなる

毎月届くアプリと知育玩具とワークで学ぶ
タブレット・スマートフォンで学ぶ
花まる学習会の教材
STEAM教育ができる
グルービーラボ(ジュニアステミスト)
4~7歳 3,980円(別途送料300円)  理科実験のできる教材キット
STEAM教育ができる
考える力が育つ
兄弟で楽しめる
ある程度の年齢まで親の手助けが必要
動画の解説が日本語と英語である
七田式通信教育幼児コース 0~6歳 年間104,500円 七田式の右脳教育で総合力を伸ばしたい
親が付きっ切りで一緒に学習
学習プリント・DVD・フラッシュカードで知育
高額で年一括払いのみ

【天神】幼児版 
0~6歳 327,800円 PCまたは専用タブレット使用(インターネット不要のタブレット)
高額!
(兄弟は何人でも無料、タブレット代も無料)
豊富な問題量
モンテッソーリ教育
幼児教室レベル英才教育
標準で英語教育がついてる

ミライコイングリッシュ 0~8歳 58,600円 オールイングリッシュの英語教材
一度に買い切り
DVD15枚 + CD3枚 がメインで「一日30分見せるだけ」
文法やフォニックスも学べる
英検Jr.(小学校高学年レベル)の英語が身に付くカリキュラム
ディズニー英語システム 0歳~12歳 52,800円~ 本格的な子ども英語教材
買い切り制(9つの教材パッケージからなる)
フルパッケージ費用は、なんと1,003,200円!(会員価格では981,200円)
様々なイベントに参加できる
到達レベルは高校卒業レベル程度
楽天ABCマウス
 3歳〜11歳 1,980円~ アプリで学ぶコスパ最強の米国発の英語教材
子どもが一人で毎日学べる
リスニング・スピーキング・ライティングが学べる
5,000種類以上のアクティビティがある
到達レベルは、英検4級相当まで

こちらで紹介したもの以外にも、0歳~2歳児向けの通信教育「べびーくもん」は絵本と知育おもちゃ、先生との対談ができるのが特徴です。

ご自分のお子さんには、何を身につけて欲しいか、どういう大人になって欲しいかを考えて、子どもも親も楽しく学べる教材を見つける参考にお役立てください。

まとめ

幼児通信教育でおすすめ15教材をご紹介しました。

5つのポイントから、どの教材が良いか絞って検討してみてください。初めに検討してみていただきたいのは、「幼児ポピー」、「こどもちゃれんじ」、「すまいるぜみ」です。

各家庭で重要と思う点や目指す教育は違うと思いますので、ご紹介した中からある程度絞って気になる教材は資料を取り寄せたり、無料体験を利用してみることをおすすめいたします。

 

通信教育以外にも興味がある方は幼児用の勉強アプリについてご紹介している記事もございますのでご覧ください。

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