2歳児には絵本で知育を

絵本読み聞かせをする親子

2歳児は、絵本による知育がおすすめです。

2歳児は、言葉や色、形に興味を持ち、簡単なストーリーも楽しめるようになる頃ですので、絵本による知育効果も高まります。

絵本は、読み聞かせをすることで、子どもの世界を広げることができます。

こちらでは、2歳児向けの知育絵本をご紹介いたします。

 

2歳児への絵本の読み聞かせメリット

「絵本の読み聞かせ」は様々なメリットがあります。

絵から色や形を、文章から言葉を覚えることができる絵本は、知育教育にぴったりです。
様々な言葉にふれることができることで、子どもの語彙が増えていき、たくさんの物語から知識や考え方も広がっていくことでしょう。

まだ2歳児は、文字が読めない頃ですが、親子で一緒に本を読み聞かせることで、親子の親密感は高まりますし、声や肌のぬくもりで子どもはリラックスします。

 

また、2歳児はこれまではイラストや音が主体の絵本だったものから、ストーリー性のある絵本に興味が出る頃となります。

感情が豊かになり、会話も始まる頃なので、登場人物の気持ちを想像して様々な感情を抱くようになります。想像力が豊かになることは、人に思いやりを持って接したり、広い視野でものを考えたりできるようになるということです。

とはいっても、まだ一度ですべてを理解は難しいでしょうから、何度も繰り返し読み聞かせをすることで、理解することができるようになっていきますし、自分で感じたり、発見することも増えていくようになります。

子どもに絵本を読み聞かせている様子

お子さんが「いやいや期」を迎えていたりすると絵本を読むどころではないとお思いになるかもしれませんが、楽しい絵本を一緒に読んだり、しかけ絵本で遊んでいるうちに子どもの集中力もついてきます。

忙しい毎日であると思いますが、毎日、ほんの少しだけでも読み聞かせの習慣を作ることで、子どもの成長を後押しすることができます。

2歳児といえば、「イヤイヤ期」に入っていることで、絵本の読み聞かせは難しいのでは?と思われるかもしれませんが、こうした時こそ絵本を味方にしてしまいましょう。

読み聞かせの習慣があれば、絵本を見るだけでいつもの膝の上に乗ってきたり、泣いている時にお気に入りの絵本を見せると泣き止んでくれたりするんです。

根気よく、毎日絵本を読んであげてみてください。

2歳児の絵本選びのポイント

多くの絵本がありますので、2歳のわが子にピッタリな本は?となると本選びは難しいですね。

2歳児に向く絵本としては、絵がわかりやすく、文字の少ないものを選びましょう。

その他、3つの絵本選ぶのポイントをお伝えいたします。

1.子どもが好きなもの

子どもが興味を持っているもの、好きなものを題材としたストーリーを選ぶと喜びます。自我が育ってきつつある2歳児は、自分の好きなものがはっきりしてきます。

動物や乗り物、好きなキャラクターのものなどは人気が高いです。

絵本の対象年齢は、目安としてあまり気にせずに子どもが喜んでいるものを親子で楽しむようにしましょう。

『ぞうくんのさんぽ』
ぞうくんがお散歩している道中で、カバやワニやカメに出会います。そうしてお散歩をみんなで楽しんでいるけれど、みんなが並んでいるのは…縦!「うわーーっ」「どぼーーん」大変、大変なことになります。

くり返しこの展開を知っていても、小さな子どもは毎回ドキドキして今から起きることを楽しみに待っています。

なかのひろたか(著/文 | イラスト)なかのまさたか(著/文) 発行:株式会社 福音館書店 990  (税込)
ぞうくんのさんぽ

『しろくまちゃんのほっとけーき』
しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキ作りに挑戦!「ぽたあん」「ぷつぷつ」「ぺたん」など、楽しい擬音とともに描いています。絵本の中で美味しそうなホットケーキが焼きあがっていくシーンは子どもたちに大人気です。

読んだあとに、お子さんと一緒に作ってみるのもいいですね。

和田 義臣()森 比左志()若山 憲() 発行:こぐま社 880  (税込)

しろくまちゃんのほっとけーき
2.子どもの性格に合ったもの

落ち着いてストーリーを聞くよりも、仕掛けのある絵本でないと反応が良くないという子も、絵本の中の登場人物の気持ちになって物語に入りこむという子もいます。

子どもの様子を観察して、楽しんでいたり、面白がっているものを選ぶようにしましょう。

『もりのなか』
ラッパをもって森に散歩にでかけた男の子は、ライオン、ゾウ、クマと、いろいろな動物たちに出会います。そして森の中で、かくれんぼをはじめますが、男の子が鬼をしているうちに、動物たちは姿を消していました。

絵は白黒ですが、動物たちの表情やしぐさがいきいきとしていて、想像力の広がる絵本です。

マリー・ホール・エッツ(著/文 | イラスト) 発行:株式会社 福音館書店 定価 1,000円+税

もりのなか

『ぜったいにおしちゃダメ?』
「この絵本には1つだけルールがあるよ それは“絶対に押しちゃダメ”ということ。」と冒頭に書いてあるこの言葉。いたずらモンスターのラリーを今までさんざんな目にあわせてきた謎のボタン。つい、押してしまいたくなるこのボタンは…?
読み聞かせが苦手なお子さんもハマってくれるお話です。

ビル・コッター(著/文 | イラスト) 発行:サンクチュアリ出版 定価 980円+税

ぜったいに おしちゃダメ?
3.いま教えたいことや成長をサポートしてくれるもの

食事・着替え・歯磨き・トイレなどの生活習慣を練習し始める2歳児。

お子さんがイヤがっていることや、親御さんが教えたいことをテーマにした絵本もあります。といっても、あまり生活習慣を身につけさせるつもりで押しつけるようにするのではなく、あくまで楽しく読む中で正しい習慣に触れる機会としてとらえてくださいね。

『もう ぬげない』
ふくがぬげなくたって、なんとかなる!?服が引っかかった男の子の「このままぬげなかったら…」というお話です。
着替えの練習をしているお子さんが夢中になるストーリーです。
 

ヨシタケシンスケ(著/文) 発行:ブロンズ新社 定価 980円+税
もうぬげない

『ねないこ だれだ』
夜中まで起きている子を、暗がりから見つめる目。それは、どらねこ? どろぼう? それとも…。
なかなか寝ない子の寝かしつけの刺激として、夜は寝ないと!ということを自然に学べます。

せなけいこ(著/文 | イラスト) 発行:株式会社 福音館書店 770  (税込)
ねないこ だれだ

2歳児の本選びに迷ったら「くもん推薦図書」

「いったい何を読ませよう」と迷われる方には、「くもん推薦図書」がおすすめです。

くもんは「3歳までに絵本読み聞かせ1万冊」を標語としているので、素晴らしい絵本を選んでいます。

 

「くもん推薦図書」は、人気が高く優れた内容の選りすぐりのもの全650冊を紹介したものです。(読みやすいものから対象年齢によって13段階に分けた内容)

その紹介した本の中から、0~3歳に合った絵本=くもんのレベル5Aとしています。年少=4Aレベルです。

2歳であれば、5Aと4Aレベルのものから選んでいけば良いと思います。

 

くもんには、無料アプリ「ミーテ」という読み聞かせ記録アプリがあり、自分が子どもと楽しんだ絵本についての子どもの反応を記録することができます。

また、年齢別オススメ絵本、読み聞かせ実践中ママ・パパの感想なども読むことができます。

ミーテ -絵本読み聞かせ記録アプリ-

ミーテ -絵本読み聞かせ記録アプリ-
開発元:公文教育研究会
無料
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また、家庭で知育をお子さんにしてあげたいなら、通信教育教材の「Baby Kumon(ベビークモン)」を利用するのもおすすめです。

毎月届く教材は、オリジナル絵本、うたぶっく&CD、やりとりぶっく・カード、育児冊子があり、月額 2,200円(税込)で利用できます。

 

毎月届く絵本の絵やタッチ、内容は様々なものがあります。

くもん絵本の種類 すきなものなーに? ハッピーバースデー! なかよしはいたっち かわるかわる ぼくのぼうし ぐらぐらスプーン

画像:Baby Kumon

「Baby Kumon」では、脳科学や発達心理学に基づいた歌や読み聞かせで「ことば」と「かず」を学んでいきます。

将来、「自分で考える力」をくもんを通して遊びながら身につけることができます。

 

教材に加えて、月に一度の面談で、子育てや教育指導もしてくれるのが他の通信教育教材とは大きく異なります。

月に1度、無料体験の機会がありますので、公式サイトから申し込みをしてみてはいかがでしょうか・

▶▶▶ベビーくもん公式

絵本のサブスクを利用

絵本を買うのではなく、「サブスク」で利用したいとお考えの方も多いと思います。
手頃な月額料金で、子どもに合った本を利用できるのは魅力がありますよね♪

絵本のサブスクには、たくさんのサービスがあります。絵本のプロが、子どもの年齢や成長に合わせて選んで毎月届けてくれるので、子どもの興味にピッタリなので、よく読んでもらえるという声が多くあります。

サブスクサービスには、スマホやタブレットのアプリでデジタル絵本を読むことができるデジタル絵本と紙の絵本を扱う会社の2種類があります。

デジタル絵本のサブスクは、月額料金が安い(税込みで360円~)のが特徴です。また、読み放題なのでコスパがバツグンです!

また、デジタル絵本の機能としては、読み聞かせや英語の学習もできるものもあります。

紙の絵本のサブスクは、一定期間経過したら返却するレンタルではなく、買取りになります。料金は、2,000~3000円程度ですが、届く冊数はそのサービスによって異なります。

またサブスクというと、毎月定額料金であるとイメージされるかもしれませんが、中には絵本によって料金が変動するサービスもありますので注意が必要です。また、送料が別にかかるサービスもあります。

 

デジタル絵本と紙の絵本のサービスのサブスクサービスのおすすめをご紹介いたします。

デジタル絵本サービスのおすすめ

『森のえほん館』
森のえほん館は、月額360円で500冊以上もの絵本が読み放題になる絵本アプリです。毎月新作の絵本が更新されるので、絵本のラインナップに飽きることもありません。対応年齢は、0〜6歳となっていて、「しらゆきひめ」「シンデレラ」などの海外の童話や、「ももたろう」「さるかにがっせん」などの日本昔話などのほか、森のえほん館のオリジナル絵本などさまざまなジャンルの絵本を楽しむことができます。

森のえほん館 絵本ラインナップ
画像:森のえほん館

デジタルならではの機能としては、読み聞かせモードを使って、プロのナレーションを楽しむことができることです。

また、そのほかにブルーライトカット機能や、お子さんが誤って設定を変えないように「パパ・ママかくにん」という便利な機能もついているため、安心して利用することができます。

▶▶▶森のえほん館公式サイト

紙の絵本サービスのおすすめ

電子絵本は、手軽だし、絵本の置き場にも困らない…とはいえ、紙の絵本ならではの、紙に触れた時の質感、本を持った時の感じは及びません。

また、小さい時からデジタル機器の画面を見ることの心配もあるでしょう。

『ワールドライブラリーパーソナル』
ワールドライブラリーパーソナル、こどもの成長にあわせてプロが選書した世界の良質な絵本が届くサービスです。
毎月1冊、世界30か国の絵本が届くので、絵本を通じて様々な国と地域の文化や考え方に触れることができます。

ワールドライブラリーパーソナル絵本ラインナップ

中でもおすすめのポイントは、ストーリー絵本だけでなく、“つまむ、ひっぱる”など指先を動かしながら楽しめる仕掛け絵本もラインナップされていることです。絵本サブスクの中で、仕掛け絵本が届くのはワールドライブラリーパーソナルだけです。

対応年齢は、1〜7歳で、月額料金は1,300円(税・送料込)です。

▶▶▶ワールドライブラリーパーソナル公式サイト

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