0歳 のうちに「知育」でやるべきこと

0歳児がやるべきこと

「0歳からでも、子どものためにやるべきことがある!」「0歳のうちにやっておくべきことがある」そんな話を聞いたことがあると思います。

「赤ちゃんの成長が楽しみ!」できれば、0歳のうちからでも子どもの成長を伸ばすようにしてあげたい!そんなご両親の願いを叶えるのが「知育」です。

0歳から子どもの能力、才能、知能を育てる「知育」を日々の赤ちゃんとの暮らしの中で取り入れることで、驚くくらいにどんどん吸収して育っていきます。

どのようなことを知育として、0歳児にやるべきことをご紹介いたします。

0歳 からの「知育」で子どもの才能を伸ばす

親子おしゃべり

お子さんの能力を引き出す「知育」は、頭のいい子に育てたいのならば、0歳からやるべきことです。

知育は、能力、才能、知能を育てるのに適した教育です。

教育というと「知識を与える」ことと思ってしまうかもしれませんが、生きていく上で日本当に必要なのは「自分の頭で考える力」です。

柔軟性に富みバランスのよい脳を育てることができれば、子どもの可能性はより広がります。将来、様々な選択肢を選ぶこともできるようにもなります。

 

そうした知育を行う時期は、0歳から3歳くらいまでの時です

3歳くらいまでの脳は、非常に吸収性が高く、また柔軟性に富んでいます。脳科学の研究では、3歳くらいまで右脳の方がよく働き、3歳以降は左脳の働きが活発になるそうです。

学校に入ると言語や計算など、論理的思考を司る「左脳教育」に重点が置かれた教育を受けます。イメージ力、ひらめき力、記憶力、想像力といった「右脳教育」を意識的に行わないと、左脳中心の働きに偏ってしまいます。

 

そのため、3歳までは知育を行って、右脳を刺激してあげましょう。

この時期に質のよい刺激をたくさん与えてあげることで、どんどん成長をしていき、この時期の体験が、その後の人間としての成長や発達に大きな影響を及ぼすのは間違いありません。

 

そしてまた、0歳から1歳までは、聴覚や視覚が非常に敏感な時期です

様々な音を聞いて、物を見ることで、接したすべてのことをどんどん情報を吸収していきます。

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子どもへの働きかけは特別なことはしなくても大丈夫

では、どのようなことをしていったらよいかをご紹介していきます。

0歳児といっても、月齢や発達度合いによってやるべきことは違います。ご紹介する月齢を参考にしてみて下さい。

月齢別の知育

◎ねんね期【0~3、4カ月頃】
1日のほとんどをねんねして過ごすので、スキンシップしたり話しかけたりすることで脳に刺激を送ってあげましょう。

視覚は、生後2ヶ月から急速に成長してきて、生後10~12週間すると、動くものを目で追い、特にはっきりとした幾何学模様のおもちゃやモビールなどを認識するようになってきます。生後3ヶ月には、あらゆる色を認識するようになります。

聴覚は、生後3か月頃からママの声かけや呼びかけに応えてくれるようになります。

手指の発達は、生後3か月~4か月で指を曲げ伸ばしをしたり、自分の手をじっと見る「ハンドリガード」が始まります。
ねんねの状態でも遊べるようなもので、優しい音の出たり、シンプルな動きの知育おもちゃで脳に適度な刺激を送ってあげるのがよいですね。
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赤ちゃんが握りやすいガラガラやニギニギ、ゆっくり動くモビール、ベビージムやメリーがこの時期のおすすめ!

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画像:タカラトミー

◎寝返り期【4~6カ月頃】
体の機能がかなり整ってくる頃です。6か月頃になるとお座りができるようになる子もいます。

たくさんコミュニケーションを取るようにしましょう。喃語をたくさん話すようになった赤ちゃんには、語り掛けを沢山してあげるといいですね。

生後4か月になると、奥行きに対する視覚、さらには目と手の協調が発達を始めます。寝返り期の赤ちゃんは、ふとしたきっかけから、物に手を伸ばし、それを触るといった行動を始めます。

6ヵ月頃からは、色々な音を聞き分けて反応し始めます。音がした方向へ目を向けるようになりますが、これは聴覚と視覚が発達して双方の連動ができているためです。
この頃に色々な音が出るおもちゃで遊んであげると、聴覚の発達を刺激してあげられます。

手指の活動は、目の前にあるおもちゃなどを手のひら全体でわしづかみでつかめるようになります。

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音の出るラトルや起き上がりこぼしがこの時期のおすすめ!

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画像:DADWAY
◎お座り、ハイハイ、つたい歩き期【7~11カ月頃】
安定した姿勢でお座りができるようになると、視界が広がるので好奇心がドンドン旺盛になっていきます。ハイハイやつたい歩きなど行動範囲が広がるので、興味のあるものに自ら近づいていきます。動ける環境を整えてあげましょう。

生後8か月から1歳を迎える頃になると、目、動作、記憶力のつながりが強くなります。10か月頃には、親指と人差し指を使って、小さなものもつかめるようになりますので、手と目の協調を促す動作は、物を見たり、物に触ったり、それにまつわるいろいろなことを記憶する能力の強化に役立ちます。

また、声を出して感情を表現したり、表情が豊かになる頃でもあります。やりとりを通して、好奇心をたっぷり刺激してあげましょう。

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積み木やブロック、組み立て式おもちゃがおすすめ!

みて・さわって・たのしい パステルキューブ/TAOTAO ¥2,980(税込み)

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画像:TAOTAO

0歳児にやっておきたい知育

「たくさん話しかける」
ミルクをあげるとき、おむつを替えるとき、眠る前など、積極的に赤ちゃんに話しかけましょう。
できるだけ、目線を合わせてしっかりお話をしてあげることが大切です。

「絵本の読み聞かせ」
絵本を読み聞かせは、視覚と聴覚を一緒に刺激することができます。
ストーリーがわからなくとも、一緒に子どもと物語を楽しむこと。
喜怒哀楽といった感情を表現するようにしてあげてください。

『くっついた』/三浦 太郎() こぐま社 880  (税込)

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『だっだぁー : 赤ちゃんのことばあそび』/ナムーラ ミチヨ() 主婦の友社 770  (税込)

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「両手両指を使うおもちゃ」
月齢に合ったおもちゃを与えて、手や指で色々なものを握んだり、つかむことで右脳は発達していきます。
赤ちゃんがつかみやすいものや音のなるもので、赤ちゃんの五感を刺激してあげることもおすすめです。

「立体的な感覚を使うおもちゃ」
積み木やブロックなどの立体的おもちゃは、積み上げる、つないで形を作るといった体験を通して、形や色を認識したり、空間認識力を高めることができます。
ぶつけてもケガをしない柔らかいもの、口に入れても安全なものを選ぶようにしましょう。

「生活習慣」
赤ちゃんの頭も体も健康に育ててあげるために大切なのが生活習慣です。

生活のリズムをつくるために、とても重要なのが「早寝早起き」です。なるべく真っ暗で静かなところで寝かせてあげましょう。

生後5~6か月で離乳食が始まりますが、「決まった時間に食べる」ようにしましょう。食事を中心とした生活リズムがつけやすくなります。

また、「乳歯のケア」も習慣にしましょう。6~7が月で下の前歯が生えてきますのでガーゼ磨きを、8~9か月で上の前歯が生えてきますので歯ブラシ磨きをしてあげるようにしましょう。

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