0歳児への言葉の教え方が分からないとお悩みの方は多くいらっしゃいます。
0歳児に言葉を促すための教え方が分からない方のために、ポイントをお伝えいたします。
赤ちゃんが早くしゃべるようになって、コミュニケーションが取れると楽しいですよね?
赤ちゃんの気持ちがより分かるようにもなりますので、こちらを参考にして取り組んでみてください。
赤ちゃんが言葉を話すようになるのはいつ?
赤ちゃんがしゃべり出す時期は個人差が大きいのですが、早ければ9カ月ぐらい、遅い子は1歳6カ月ぐらいまでに話し始めることが多く、一般的には1歳前後から何らかの言葉を話し始めます。
「アー」「ウー」といった喃語(なんご)を発していた赤ちゃんが、ある時期から「ママ」や「まんま」と意味のある言葉を話し始めます。このように日常的に接するものの言葉を話す機会が増えていきます。
また、指を差しながら単語を発するなど、言葉の意味を理解して行動で自分の意志を伝えられるようになります。この頃からいろいろな物に触れることで言葉のバリエーションはどんどん増えていきます。
赤ちゃんの言葉を促すための3つのポイント
赤ちゃんがスムーズに話せるように導くには、ママやパパはどんな行動をとれば良いのでしょうか。
赤ちゃんの言葉を促す教え方をご紹介します。
たくさん話しかけること
赤ちゃんの言葉を促すのに最も良い方法は、たくさん話しかけることです。
赤ちゃんは誕生してから最初に発達するのは聴覚なので、生まれた時から周りの音をよく聞いて脳に吸収させています。
親が赤ちゃんにいろいろな言葉をかけることで、コップに水が貯まるように、言葉がどんどん増えていきます。コップから水があふれるまで水を注ぐように言葉をかけていくと、発語の時期に自然に言葉が出てくるようになります。
テレビやDVDなどのように一方的にシャワーのように与えるのでなく、子どもがなにか言ったら肯定して頷く、繰り返すなどの反応が大事です。
その時に、心掛けたいのが「目を見てはっきり、ゆっくり、丁寧に話すこと」。
赤ちゃんの目を見て話すことで口の形を覚え、ゆっくりと丁寧に話すことで音をきちんと聞き取れるようになります。
月齢が低いうちは反応が薄いかもしれませんが、繰り返し様々な事柄について話しかけることで、徐々に反応してくれるようになります。
赤ちゃんの反応や興味に応えること
赤ちゃんがご飯を食べておいしそうにしていたら「おいしいね」となど、気持ちを代弁するような話しかけをするのはとても効果的です。また、お散歩中は、「お天気がいいね」や「いい香りのお花だね」など、目にしたものについて実況中継するようにしてみましょう。
赤ちゃんが興味を持っている物について、共感するのも言葉を促す重要なポイントです。
例えば、赤ちゃんが犬を指差したら、「わんわんいたね」と言葉にしてあげましょう。一言、赤ちゃんが発した言葉に付け加えるのもおすすめです。
赤ちゃんがどこを見ているか、何に注目しているかは、赤ちゃんの表情や目線を見れば分かりますので、それに応えるようにするのが効果的です。
絵本で言葉を教えること
言葉を教える重要なツールが、絵本です。
絵本の読み聞かせは、言葉の発達を促す上、親子のコミュニケーションも取れます。
赤ちゃんが発しやすい擬音語などで構成された絵本もありますので、言葉の発達状況に応じて選びましょう。成長するにつれて、文章を使った物語を理解するようになるようになり成長を感じることができることでしょう。