「ベビーくもん 」をいつから始める?

0歳児絵本

「ベビーくもん 」をいつから始めたらいいか?とお悩みでしょうか?
0歳~2歳児対象のベビーくもんをいつから始めるかというと生後6か月までの子が最も多いようです。
ベビーくもんとは、どのようなものか?メリット・デメリットは?いつから始めたらよいのかについてお伝えいたします。

 

「ベビーくもん 」の教材や内容

「ベビーくもん」は、自宅でできる通信教育+月1回のくもんの先生のサポートという形の学習サービスです。

料金は、入会金や別途の教材費はなしの月額2,200円(税込み)。

お子さんの年齢や発達に合わせ、0~1歳台向け、2歳台向け2つのラインアップがあり、1年目は「Baby Kumon」。2年目からは「Baby Kumon アドバンス」になります。

 

「ベビーくもん」は、親子で教材に取り組む自宅学習がメインになります。

“Baby Kumonセット”という教材を使って、ママパパが歌を歌ってあげたり、絵本を読んであげたりするなど、様々なやりとりの中で、豊かな「ことば」によって子どもが楽しく伸びていく力をつけさせてあげようというものです。

公文にはうた200、読み聞かせ1万、賢い子というスローガンがあります。これは、3歳までに童謡を200曲歌えて読み聞かせを1万冊された子は賢い子に育つという意味があります。

教材のBaby Kumonセットは、えほん、カード、CD、遊べる冊子から構成されています。

ベビーくもん教材
画像:ベビーくもん

発達心理学の専門家のアドバイスのもとに構成されており、「歌いかけ」「読み聞かせ」「語りかけ」「やりとり遊び」を続けることで、将来の「自分で考える力」を身につけることができるようになります。

・えほん

人気作家によるオリジナル作品で、様々な絵のタッチやストーリーの「よみきかせえほん」が毎月届きます。

意外と難しい絵本選びですが、くもん厳選の絵本なので子どもが興味を持ちやすいので安心。つい親の好みの絵本ばかりを選んでしまいがちですが、色々なタイプの本で刺激をしてあげられます。

丈夫なハードカバーなので長く使えます。角を丸くし、安全性も確保してあります。

えほん
画像:ベビーくもん

・やりとりブック・やりとりカード

「やりとりブック」は、縦13cm、横18cmとお出掛けの時にも便利なサイズの本です。ふれあいや知育につながるようなやりとりが1冊の中に3種類の遊び(「めくりあそび」「ものあそび」「ことばあそび」)が入っていて16ページにまとめられています。

「やりとりカード」は、豊富な色のイラストを見ながら、親子で言葉のやりとり遊びを楽しめるカードで、公文が販売しているカードがついています。並べて遊んだり、1枚ずつフラッシュカードのようにしてめくったりして知育にも使えます。

やりとりぶっく・やりとりカード
画像:ベビーくもん

・うたぶっく・CD

子どもが親しみやすい童謡などの歌のCDと絵本のセットです。子どもの聞き取りやすい音やリズムなので、言葉がわからない0歳児でも興味を持って反応できます。歌の内容が絵本になっているので、言葉の意味を理解していけます。

うたぶっく
画像:ベビーくもん

・やりとりノート

「やりとりノート」は、2歳児向け「Baby Kumonアドバンス」コースの後半から配布される教材です。

言葉、かず、英語などに触れられる遊びや歌もたっぷりとり入れられてきます。

シール貼りやクレヨンのお絵描き、のりつけなど手指を使う要素が出てきます。幼稚園の入園に備えて、くもんのさんかくクレヨン・さんかく鉛筆が貰えるのが2歳の子には握りやすいと評判です。

やりとりノート
画像:ベビーくもん

・やりとりレシピ

「やりとりレシピ」は、ベビーくもんを利用する保護者のための冊子です。教材の遊び方だけでなく、子育ての情報、有識者のアドバイスなども紹介してくれるので、初めての子育ての方には役立ちます。

やりとりレシピ
画像:ベビーくもん

子どもが自発的に学びたいというよりも、親の介入が必須となるのがベビーくもんです。

しっかり子どもと向き合う取り組みをすることで、将来の「自分で考える力」に直結する非認知能力を向上させるカリキュラムとなっています。

「親子の時間をより充実したものにしたい」というママに向いています。

 

▼くもんについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!

 

ベビーくもんの特徴

ベビーくもんの特徴としては、通信教材だけでなく“Baby Kumonタイム”という月に1回くもんの先生とお話しするサービスがあることです。

べびーくもんの先生は、各公文教室の先生です。

Baby Kumonタイム1Baby Kumonタイム2
画像:ベビーくもん

こちらは、コロナ禍以前は実際に公文の教室に行くことになっていましたが、現在は電話やZoomでも参加ができます。(公文の教室なら、どこでも「ベビーくもん」をやっているわけではないので、家から遠いところにしかない方などには遠隔でもOKになったのはありがたいですね。)

 

先生とのお話は、「れんらく帳」を使って、1か月の家庭でのやりとりを振り返りをしたり、子どもにあった読み聞かせのコツや発達を促す教材の活かし方を教えてもらうことができます。

このれんらく帳は、あとから振り返るといい育児記録になってくれると好評です。

ベビーくもんセットれんらく帳
画像:ベビーくもん

基本的には、先生はおうちでの親子のやりとりをサポートすることをメインとしています。

その他、育児ノウハウや知育ノウハウのママパパの悩みや不安について、すぐに実践できるようなアドバイスをくれます。この教室タイムは1回20分程度となっていますが、教室の先生によってもかなり差があるようです。(先生と親子1組でのマンツーマンが基本ですが、教室によりグループでの対応の場合もあります。)

先生の多くは、子育て経験者で教室で多く子どもを見ていることで、子育ての悩みを聞いてもらえて助かったといった声も多くあります。公文の先生は、公文の研修を受けてはいますが、教員免許を所持している必要はなく短大卒程度でOKで、先生向けの講座で指導事例や最新の教育研究を学ぶことが必須となっていますが先生の質はピンキリです。

公文教室はやっていても、「べびーくもん」の教室はやっていないというところもあり、やっていてもベビーについての対応にはそれほど慣れていないというところもあります。

 

ベビーくもんは、2週間の年4回の無料お試し体験があります(2月・5月・7~8月・11月)

一か月前から申し込みが開始しますので、公式サイトで確認をしてこちらの体験時期に、教材や先生との相性を試してみてから始めてみることをおすすめいたします。

▶▶▶ベビーくもん公式サイト

ベビーくもんのメリット

  1. 子どもとのふれあいができる
  2. 月齢、年齢に合った教材が手に入る
  3. 絵本・歌に特化している
  4. 先生の月一回の面談がある
  5. 近所に教室がある

1.子どもとのふれあいができる

子どもとのやりとりを重んじているため、家事や仕事で忙しい中「どうやって子どもとふれあえばいいのか?」と思っている人には子どもとのふれあい方や接し方、興味を引く方法なども知ることができるのでありがたい教材です。

脳科学や発達心理学の専門家のアドバイスのもと構成された、子どもとのやりとりや遊べる教材によって各家庭のライフスタイルに合わせて活用していくことができます。

平日のスキマ時間やお出かけ先でも楽しめる教材なので、忙しくても自然と親子のやりとりができる工夫がされています。

2.月齢、年齢に合った教材が手に入る

月齢や年齢に合った教材をセットでもらえるので、その時期にちょうど良い刺激を与えていくことができます。自分で揃えなくても良質な教材が手に入るので手間がかからずに済みます。

教材のカリキュラムは「Baby Kumon」、「Baby Kumonアドバンズ」の2段階に分かれていて、合計24回分。段階を上にあげることはできますが、年齢に関係ない必ず1号からのスタートで順に使っていく形なので、開始時期には注意が必要です。やるなら、0歳、1歳からがおすすめです。

3.絵本・歌に特化している

歌いかけ、読み聞かせを中心とした親子のやりとりが基本のべびーくもん。歌や本でたくさんの言葉に触れることで、コミュニケーションの楽しさを知ってもらえます。

「ベビーくもん」では、読み聞かせをたくさんすることで発語は早くなる・発語数が増えると言われています。歌いかけは、子どもが自分で自分を落ち着かせたり、励ましたりできるようになる効果があり、子どもが自分で歌う場合は、言葉の発達や積極的な自己表現にも繋がるそうです。

また、歌や本によるやりとりによって子どもの「心の脳」に働きかけ、親とのやりとりによって「自分で考える力」が育っていきます。これからの子どもに必要とされるコミュニケーションや社会性に関する力である「非認知能力」の土台作りには最適です。

非認知能力
画像:ベビーくもん

4.先生の月一回の面談がある

先生に「ほめたり励ましてもらったりして、元気が出た」という声が多くあります。一人目のお子さんであったり、引っ越して知り合いのいない土地だったりする場合、くもんの先生からのアドバイスを受けたり、話を聞いてもらえることはとても嬉しいですよね。また、第三者からの意見をもらえることで、子どもの成長を感じたり、これからの教育に必要なことを知ることもできます。

一般的な通信教材でも、電話のサポートがある場合もありますが、我が子の様子を知っていてもらったうえでのアドバイスを気軽にできるのはほかにはない点です。

 

月に一回のおうちでのやりとりをふり返るために、れんらく帳を書かなければならないのは負担にもなりますが、子どもの様子をよく観察して記録することが習慣になるというメリットの部分もあります。

 

また、先生によっては、くもんブランドの本やおもちゃを貸してくれるところもあります。

先生と実際に話す教室の時間があることを考えると、月あたりの料金は安いといってもいいでしょう。

5.近所に教室がある

都市部では、家の近くにいくつかベビーくもんの教室があるということもあると思います。都市部以外でも、他の幼児教室よりは家から近いところにあるという場合が多いのではないでしょうか?

幼児のうちは、お出かけは大変です。なるべく遠出せずに済むのはありがたいですよね?回数も月に一回なので、それほど負担にはならないと思います。(お出かけをせずに済む、電話やZoom方式もあります。)

ベビーくもんのデメリット

  1. 目に見える効果がない
  2. 紙の教材のみで、おもちゃやワークがない
  3. コスパが悪い
  4. 先生との相性による

1.目に見える効果がない

ベビーくもんは、「効果が感じられない」「意味がない」という声が多いのはたしかです。

絵本の読み聞かせや歌い聞かせ、ふれあい遊びなどは実際の効果はあっても、すぐに見えるものではなく、また親のがんばり次第で変わってきてしまいます。

ただ、子どもへの声掛けをする必要はわかっていても、反応があまりない0~1歳児に声掛けをするのはなかなか難しいもの。べびーくもんの教材があれば、自然に歌や絵本によって声掛けをしてあげることがしやすくなります。

「ことばのやりとり」で伸びる子の土台を育む教材であることを理解しておく必要があります。

ことばのやりとり
画像:ベビーくもん

2.紙の教材のみで、おもちゃやワークがない

べびーくもんの教材は、子どもだけである程度一人でも自然に知育が進むような教材はCDのかけ流し位で、基本は親との関わり合いが前提。忙しい時にある程度ほったらかしでも、遊びながら学んでくれるような教材はありません。

「こどもちゃれんじ」や「幼児ポピー」のように知育おもちゃやシール貼りなどもなく、冊子には手造りおもちゃの作り方が掲載されていても自分で作る手間が必要です。

2年目の教材「Baby Kumon アドバンス」になると、2歳児の発達に合わせて、「手や指を使う」遊びや「ことばやかずを楽しむ」遊びをたくさん提案してくれます。

3.コスパが悪い

べびーくもんはよく同じ0歳から始められる「こどもちゃれんじ」と比較されます。こどもちゃれんじは、豊富な教材が届き、夢中になってくれる場合が多いです。ベビーくもんに比べると知育おもちゃや動画なども届き、生活習慣や英語まで学べる範囲の広さも豊富。

逆に、こどもちゃれんじのような知育おもちゃはいらない、動画も小さい頃から見せたくない、絵本や歌を重視したい、先生からの指導の時間も欲しいという方には、特に不利にはならないのですが、そうした教材のみの比較では、コスパが悪いと思われるのもしょうがないですね。

4.先生との相性による

教材だけでは負けてしまうべびーくもんですが、先生との相性が良ければ価値が高くなります。

ベビーくもんは親子だけのレッスンが基本なので、他の子と比較しなくても良いことや誰かに相談できたり、親の気が付かない点を指摘してくれるのはありがたい点ですが、フランチャイズのため、先生や教室によって対応が違うので口コミでも評価が分かれてしまっています。

通える範囲に違う教室がある場合は、事前に体験教室や見学をしっかり行いましょう。教室の雰囲気が合わない、先生と考え方が違う、相性が合わないといった場合は、別の教室を探すこともおすすめします。

いつから始める?

「ベビーくもん」は、「いつからでも始められる」、「ママが始めたいと思った時が始めどき」と公式サイトで言っていますが、実際は利用者の42%が0歳から始めています。

それも、0歳6か月までに始めるという人が最も多くいらっしゃいます。

べびーくもん開始時期
画像:ベビーくもん

この6か月というのは、赤ちゃんの成長の大きな節目。

少しの間でも「おすわり」ができるようになる頃。おすわりができるようになると、これまで平面だった眺めに、「高さ」という3次元の概念が加わり、遊びの幅も認知の幅もぐんと広がる頃です。

周りのものへの興味を持ちだす時期ですので、赤ちゃんにとって親子の時間にいい刺激をもらうこと学ぶ力の土台となることでしょう。

また、この時期にはママも子どもの育児に慣れてきて、心の余裕が出てくる頃でしょう。

 

特に、まだ育児に慣れていない初めてのお子さんを育てるというママパパには、赤ちゃんとのコミュニケーションの取り方や遊び方のヒントをくれるというのを教えてもらえるというのは役立つと思います。

 

また月齢6か月以前であっても、ママの歌や語りかけといった、働きかけが子どもにとっては喜びになるので、だんだん反応してくれるようになります。

また1歳児になってから始める場合も、ことばの習得につながったり、絵本が大好きになったりします。

2歳児になってから始める場合も、遊びながら幼稚園で座って作業をする準備ができたり、文字や数がわかるようになります。

 

ちなみに、べびーくもんのやめ方について。

公式サイトによると、お休みについては以下のようになっていました。

Q 続けることができなくなったら、お休みすることはできますか?

A はい。1か月のみのご利用でも、次号のBaby Kumonセットをお渡しする2週間前までに先生にご連絡いただければ可能です。

退会や休会は、2週間前に申し出することでOKですので、辞めようと思えばいつでも辞められますので、気になったらお試ししてみることをおすすめいたします。

 

ベビーくもんを始めた先輩ママ、パパのご意見をインスタグラムからご紹介いたします。

様々なお子さんの年齢のスタート時期のものをご紹介させていただきますので、参考になさってください。

 

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まとめ

「べびーくもん」は、「ことばのやりとり」で伸びる子の土台を育む教材なので、教材頼みで知育をする教材ではなく、親のやる気によって成果は変わってきます。

「べびーくもん」で本の読み聞かせや歌を聞かせたりしていきたいのなら、2段階に分かれたカリキュラムのお届けを生かすには、0,1歳児の開始がおすすめです。

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